2017年5月15日 (月)

新年度になって

新しい年度になり、GWも過ぎ落ち着いて来た。20170515_sinnendo
「ど〜なるんだ?」と新しい年度になっても、ワサワサしていたし、生活のリズムが変わったりで落ち着かなかったが、どうやら新しい生活が定着してきた。

大きく変わったのは「管理職」じゃなくなったこと。
「組織に対する責任」と一言で言うとそうなるのだが具体的だと、もうちょっとリアルな感じになる。

まず会議に出なくて、良くなった。
私が出ていたのは、毎週2回の早朝会議と月1回の販売会議だが、とにかく私の会社は会議が好きだ。早朝会議などは、「必ず何か話せ」と言われるので、ネタが必要なのだが、週2回もあるとネタが尽きてくる。これが辛い。
だから、会議に出なくなり、朝も少しゆっくり出社出来るようになったことが一番生活のリズムが変わったことだ。少しだけれど朝寝坊できるのも嬉しい。

他に管理職じゃなくなったことで、いろいろな書類への捺印がなくなり、さらに部下からの相談や指示などに対応しなくて良くなった。
こうなると人によっては「さみしくない?」と言われるが、まったく無責任な立場になれていることが、こんなに楽なのかと思っているから、決して寂しくない。

と、これまでは「良かったこと」を書いたけれど、心配なのは収入面。
一応規定では「役職手当はない」となっているから、覚悟はしていたが、4月の給料日直前になり本部長から「人事部長と話して来た」と報告をくれた。

基準になったのは、私と同年齢で今年定年を迎えるのになぜか「参事部長」という規定にない役職となった人だが、本部長も人事部長も「あの人よりは、ちゃんとやっている」と認めてくれたらしく、昨年度よりは減ったけれど、その参事部長よりは、少し多めに手当を付けてくれた。
ただ、夏になり定年〜再雇用になるとどうなるかは、まだ未定。

とにかく収入面は減ったけれど、会議にも出なくて良いし、責任が軽減されたから、これはこれでOKだと思っている。
もう本当に次の世代が主役の時代なのだと実感している。次の世代よ、がんばれ。

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2016年10月31日 (月)

崩れる時は、一瞬で

今年もあと2か月。
年が明けると、いよいよ「定年」の年になる。20161031kowareru

本当だったら、この4月で部長ではなくなり、次の世代が私のいる組織の中心に運営されるはずだったが、このブログでも書いたように、急転直下で1年延期になった。
延期になったけれど、来年はもう間違いなく私は部長から解放されるわけで、今年度は私の上司である本部長の判断で、実質的な運営は、他の2名の部長に任せる形でここまで来ている。

ところが、これが全くうまく行かない。
2名とも管理ができないが、そのうちの1名(もと私の部下)は、見積もりの確認も、部下の業務内容も、もう何も分からなくなってしまっており、私から見れば「こいつ、いったい何が出来るんだろう?」という状態になっている。

その元部下だった問題の部長が入社させた長くフリーランスでやってきて、当社の業務も対応してたスタッフがいる。
そのスタッフが昨年度から私の部下になり、課長代理になったが、これがまたまったくマネジメントが出来ない。
そして、会議や売上などの資料もちゃんと作れない。
で、下期から来年度への組織検討の話し合いの中で、オーバーヒートして1ヶ月休業となった。

このスタッフ、犠牲者のように見えるが、私から見れば自業自得そして、無責任だと映る。
「実務で100%にすると、マネジメントが出来ないから、少しバッファを持て」
と言っても、営業に依頼されれば全部引き受け、途中から自分の部下に投げる。
そして今回の休業も、特に申し送りもなく、自分で採用した派遣社員もほったらかしで、休みに入ってしまった。

他にも春には他の社員もメンタルで休職。
とにかく私の上司である現本部長(私より、10歳下だが)は、頭を抱える状態で
「とにかくもう1回、組織を作り直す時期だな」
と言っている。

そういうことで、私は「来年、定年だから」と距離を持った状態で、この状況を見ているが、我が組織が出来て20年。
長い時間を掛けて紆余曲折して、構築してきたのに、壊れる時は一瞬なんだなぁとしみじみ感じている。

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2016年9月20日 (火)

ウィルス来襲

7月の3連休の時の話だから、2か月も前のこと、それは起きた。
3連休が明けて、出社したら私の席の近くの本部長が「金曜にPCウィルスが発生して、蔓延を防ぐためにネットワークケーブルが抜いてあるから」と言われた。
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私はWindowsをメインとして、Macintoshをサブ機として(贅沢にも)使わしてもらっている。
ケーブルが抜いてあったのはWindowsだけ。
「で、どうすれば良い?」と聞くと、本部長も「何の指示もない」と言い、「でも3連休にシステム担当者が出社して駆除したみたい」と言っていたので、普通に電源を入れた。
ちなみに、その後も正式に状況通達がなく、社内的には大問題となった。
幸い被害を受けたのは、私の所属する部署だけで、営業や他部門まで広がらなかったから良かったが、これが全社に広がったら、下手すると顧客にも被害は広がったかもしれない・・・・・。

それは良いとして、主な状況は感染したPCから部署で利用している共有サーバを通じて個々のPCに広がった。
ウィルスのタイプとしては、特定のファイル(マイクロソフト系)が暗号化され、
「戻してほしかったら、お金払えよなぁ」
と脅迫するランサムウェア系のものだった。

主な被害は最初の感染PCと共有サーバで、サーバ側は24時間ごとにバックアップしているため、最小の被害で済んだ。
「へぇ~~そうなんだ」
と最初は他人事的に聞いていて、自分のPCは?と調べていたら、メインで使用してディスクは大丈夫で、直接的に業務に困ることはなったが、古いデータの保管や個人的なデータを入れていたディスクは感染していた。

「こりゃやばいじゃん」と思ったが、こんなこともあろうかと、毎日Macintosh側の外付けディスクにバックアップを取っていたので、「じゃ、こっちから」と開いたら、そこも同じように暗号化されていた。
どうも3連休に入る前に、私がバックアップを取っていた時点で、感染は広がりつつあったようで、まだ誰も知らない時間帯だったようだ。
だから、Windowsで感染した状態のものをMacintosh側にバックアップしたから、もう何ともならない。

暗号化されたファイルは4,000以上あり、最初は1つ1つ確認したが、最後は拡張子で検索して一気に削除した。
もう暗号化されたファイルは戻らないので、泣く泣くあきらめたが、おそらくダメになったファイルは、古いデータで「取っておこうか」というレベルのもの。
だから、すぐには困らないけれど、そのうち「あのデータなかったかぁ」ということが起きるかもしれない。
一番困ったのは、このブログの記事のネタとしてのメモ書き。
でも、まぁこの程度なら仕方ないとあきらめた。

感染したデータの処理には2日間費やしたが、私たちの業務はお客さまとのメールは頻繁だし、添付ファイルでのデータのやり取りも日常化している。
後日、「怪しいメールは開封しないように」と何の効力性もない注意喚起の社内回覧が来たが、問題はもっと深刻だ。

開封してしまったスタッフはシステム系スタッフで、十分そういう関係の知識のある人間。
そして今回は英語名のメールだったが、これからグローバルに対応していく業務が増えていくのに「英語名メールは怪しい」なんて取決めも通用しなくなる。
現に私の個人メールには「クロネコヤマト」を名乗る添付ファイル付メールが来て、アドレス見ても件名見ても不審なものでなかった。
ただ、添付ファイルが付いているのが「ちょっと怪しいな」と思っていたら、2~3日後に新聞に「クロネコヤマトを名乗るウィルスメールが出回っている」と掲載されていた。

こんなメールが営業社員に届いたら、おそらく100%開封すると思う。
だから、一番良いのはガチガチのルールにして、パスワードを付けるとか、添付ファイルは禁止してストレージサーバでないとデータの送受信しないようするとかしないと防げないだろう。

こうなってくると世の中のPCを初めとしてIT化ってのは、便利なのか不便なのか分からなくなってくる。

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2016年8月22日 (月)

ロボット掃除機がやってきた(その2)

先週、目出度く(?)59歳になった。
いよいよ定年&還暦まで、あと1年となった。還暦だって!なんだかびっくり・・・・20160822_robotto02

さて、前回に少し書いた「空気清浄器」は、本当にリーズナブルに購入させてもらったので、今回の「ロボット掃除機」は、どれくらいまで価格を下げてくれるんだろうと期待していた。
ネット通販とデジタル社会というのは、面白い。
「価格.com」で品番を打ち込むと一発で「今の最低価格」が表示される。

通販ビジネス事業と同じ部屋になってわかるが、この「価格.com」の価格はとんでもない場合が多く、仕入れ原価割れしてしまうこともある。
だから「さすがにそこまでは・・・」と思っていたが、最初に提示された価格は、けっこう高かった(とは言え、通常価格より20%以上は値引いてくれたが・・・)。
「この金額以下なら買うから」と私の希望の価格を会社の担当者に話しておいて、販売フェア当日を迎えた。

クルマで会場に行くと、けっこうウチの社員たちが家族連れで来場してくれていて、賑わっていた。
ビンゴゲームをやったり、ドリンクをもらったりして、最終価格を見せてもらったら、希望の価格に合わせてくれたので、購入。
「ま、こんなきっかけがないと買わないしね」
で、待つこと3週間。
何だか倉庫に在庫がなかったとかで、ずいぶん時間が掛かって納品された。

これについても、前回登場したバイヤーの方が「そういう時は、お客さんが待っているから、ワンランク上の機種で良いからすぐ納品してくれって、メーカーに交渉するんだよ」とウチの担当社員にゲキを飛ばしていた(結局、最初の機種で3週間待ちになったけれど)。

会社で商品を受け取って帰宅。
次の週末、さっそく使ってみた。
ウチのマンションは6畳くらいの部屋が3つあって、11畳くらいのリビングがある(これを一人で使っているから贅沢だ・・・と娘に言われる)。

最初は玄関先の廊下。
次は浴室の床、トイレ、そして寝室。
毛足の長いカーペットは、やはりトラブルになるようで、停止してしまったが、それ以外は順調。
特に寝室は打込みのカーペット床になっており、一番心配していたが、思った以上に掃除する。
あっという間に、ごみ集積ボックスは満タンになるくらいに掃除する。

さらに購入する前は「いらない機能」と思っていた「しゃべる」機能。
使ってみると設定の確認や、掃除やトラブルの状況を音声で教えてくれるので意外と便利。
ただし、ロボットを動かすときには、椅子やいろいろな物を退けておくので、それなりに手間はかかるが、予約設定しておけば、会社に行っているうちに掃除してくれる。

それなりに人気の製品群というのは、やっぱりあると便利と感じるものだ。
そのうち独立歩行で、掃除も家事もやってくれるロボットが本当にやってくるかもしれないと、便利半分、ちょっと未来予想をした「ロボット掃除機」購入顛末だった。

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2016年8月 8日 (月)

ロボット掃除機がやってきた(その1)

きっかけは、この春の組織変更だった。20160808_robotto01
この辺りの状況を書くと、とても長くなるし多分読んでも分からない話なので、省くことにするが、要は私の会社で数年前から実施している「通販ビジネス」 の部署が私のいる部屋にやってきた。

私の前の席には、以前、我が社の顧客の取締役営業部長だった大ベテランのバイヤーの方が顧問としており、「モノを売っていくための施策」「メーカーとの交渉」など活動し、私としては面白く興味深く眺めている。
仕事柄、いろいろな分野の仕事を取材したり、撮影したりするが、TVなんかではなかなか分からない、こうゆうビジネスの裏側を見るのは、なぜか歳を取るほど興味深くなる。

それは良いとして、そのバイヤーの方のパイプで、ある家電メーカー(つい最近台湾の企業に吸収された・・・)の販売フェアに当社の通販ビジネスは参加する。
それ自体、もう数回開催しており、そのたびに会議などで担当となっている執行役員が「通常よりかなり安くするので、ぜひご来場を」と言っていた。
でも、取り立てて欲しい家電もなく、わざわざ休みに出掛けるのも・・・と思い今までは参加しなかった。

ところが、今回の場合、部屋は同じだし、その通販ビジネスの業務は、私のいる本部に強く繋がったために、知らん顔は出来なくなった。
さらに、通販ビジネスも「とても売れている」とは言えず、かなり売上に苦しんでいる。
「このフェアでなんとか挽回しないと」
などという会話が毎日私の周りで飛び交っていると、これまたさらに知らん顔は出来ない。

フェア用のパンフレットを渡され「頑張って交渉して安くするから・・・」と言われて「何か必要なものは」と探すのだが、なかなかない。
今までブログで紹介したように、このところギターにベッドにいろいろ購入しているし、さらには2人目の三世が生まれた時には「空気清浄器」をほとんど原価で売ってくれるというので、2台購入し、1台は娘夫婦にあげたりもしている。

どうしようかと何回もパンフレットを見ていたら「ロボット掃除機」が目についた。
以前、部下の女性は「実は持っています」と聞いていたし、それよりも春に姪っ子の結婚式のことで兄夫婦の家に行ったら、持っていたのを覚えていた。

「これって、どうなのかなぁ」と思っていたが、こうゆう機会がないとなかなか購入の踏ん切りがつかない。
取りあえずこの「ロボット掃除機」は例の超有名なのではなく、販売フェアを行なう家電メーカーの製品で、いろいろ調べ「まぁ、このクラスだったら良いか」と決めて、値段交渉の段階になった(続く)

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2016年4月11日 (月)

ベッドの購入顛末記(その2)

何かの購入の時には必ず思うが、本当に便利になった。
昨年の「ガス給湯器交換」 の時も、今年初めのメガネの時も、そして「ギター購入」も、とにかく「まずはネット」で調べられる。
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というわけで、最初は「楽天」
ここは、私のメインカードでもあるので、購入するとポイントも貯まるし、選びやすい。
しかし、なかなか思った感じのものがない。

なんて思ってある日、近くのイオンモールで買い物したら、生活用品売り場にベッドがあった。
割とシンプルだから、これでも良いかなぁと思っていた。
「いやいや待てよ。そういえばTVCMでよく見る『ニトリ』はどうなんだ」と、近くに店舗はないかと、これまたネット調べて会社帰りに行ってみた。

初めて「ニトリ」に行ったが、広い売り場にたくさんの商品。
平日の夜だったので、お店はガラガラでゆっくり見て回った。

そもそも、どんなベッドにするか?
まずは、買い替えるきっかけとなった寒さの問題からロータイプではない。
それに、寝る前に必ず本を読むし、メガネも置くので、宮付がいい。
ベッド下の収納については、最初はないタイプを考えていたが、結局ベッド下がムダなスペースになるなら……と変更した。

そんな条件で見ていくと、ニトリに「まぁまぁ」のタイプがあった。
ネットで調べると古いベッドの引き取りもしてくれるし、部屋まで運んで組み立てもしてくれる。
これは「楽天」にはない大きなアドバンテージで、ポイントも大事だけれど、やっぱりこういう付加サービスは絶対必要。
ということで、「ニトリ」で購入することを一旦決定。

あとは、支払時期の問題で、ここのところ続いて購入しているので、少し間を空けることにした。
ところが、こうして間があると、ついついまたネットで見てしまう。
「ニトリって、店舗販売しかないのかな」と思ってまたまたネットを見ると、通販サイトがあった!
結局、その通販サイトで「通販でしか販売していない」モデルを見つけ、注文することになった。(さらに続く)

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2016年3月22日 (火)

晴天の霹靂(へきれき)

2月の終わりに「老害にならないために」という記事を書いた。
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その時「いよいよ役職定年が決まり、来期の……」というようなことを書いた。
そのまま3月も中旬となり、来期の予算や体制なども決まり、各部長・各課長も「そろそろ来期の方針や目標を」という段階に入っていた。

もう一度繰り返すが、本来の社内規定では、昨年の3月で私は役職定年になるはずだった。
だが、1月終わりに社長から「もう1年やってもらえ」と言われ(と、聞いている)、1年間やってきた。

でも、3月も超えたので、もう今年は「本当に役職定年」と思い、「これで早朝会議や販売会議に出なくていいなぁ」と思っていた。
そんな先々週の早朝会議の終了時に、社長から私の部署の副本部長に「今日、ちょっと話せないか?」と言われた。

「何の話だろう?」と私と副本部長で言っていた。
早朝会議の後、部署内のミーティングをしていたが、その内容も当然、来期の話が中心だった。
ミーティングの終わりぐらいに社長から副本部長に連絡があった。

そのままミーティングも終わり、「なんか時間掛かっているなぁ」と思っていた。
しばらくして、副本部長が戻り「全部、やり直しになった」とグッタリして帰ってきた。

聞けば、私の部門をそのまま残し、「もう1年私に部長をやらせろ」とのこと。
これは私への評価もちょっとはあるけれど、私の部門名を営業的に残したいとか、その部門を引っ張るだけの後継者が育っていないとか、いろいろな複合的な課題からの結果のようだ。

評価されたことは嬉しいけれど、もうすっかり「来年度は、少しはゆっくりやらせてもらえる」という気持ちだったために、「もういいのになぁ」の気持ちの方が強い。
特に来年度の体制打ち合わせには、まったく私は参加しておらず、予算も把握していない。
そもそも課員メンバーの把握もしていない。

「とにかく予算は組み直すから」と副本部長は大慌てで作業し、何とか終業時刻までには提出できたようだが、具体的な運営は全く未確定。
私としては、一度切ったスイッチは簡単には入らず、悶々として土日を過ごし、週明け早々に来期の方針や運営方法を決めて、課員に通達。
取りあえずは、4月から部として動かせるようにした。

「コーポレート・ガバナンス」と言う言葉がある。
それは「組織の意思決定プロセスを明確にしろ」という市場からの要求に応じ、上場企業が策定するものだ。
当然、我が社にもあるのだが、現実的には、今回のように「社長の一声」でいろいろなことが決まっていっている。

来年はいよいよ本当に定年になる年だ。
本当に本当にあと1年、部長として頑張ってやろうかなぁ。

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2016年2月29日 (月)

老害にならないために

ここのところあまり騒がしくなくなったが、例の「SMAP騒動」は、私のようなもののブログでも「SMAPがNHKで放送される国」 に取り上げたように、大きな関心ごとだった。

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ある日ネットを見ていたら、この騒動は「老害」が根本にあると書かれていた記事を読んだ。
要は彼らの所属するプロダクションの副社長と、彼らのマネージャーとの年代差が根本にあり、その副社長が「まだまだ、実権は譲らない」と思っていることが大きな要因だというわけだ。

その真意はどうでも良くて、私自身が「老害」にならないように注意しなくちゃいけない時期に来ていると、このところヒシヒシと感じている。

昨年の今頃「役職定年」になるとかならないとか、ドタバタしていた。このことは「会社の規則と経営層の気持ちと周りの思惑と、個人の気持ち」 に書いた。
だが、今年は、昨年末前から「いよいよ役職者定年」という前提のもと、来期の組織編成もされ、経営陣も了承しているようで、(収入は減るけれど)気持ち的にはやれやれだ。

それはそれで良いのだが、私の次の世代や、これから課長としてやっていく世代を見ていると、ちょっと「イラッ」とする。
年度計画の立て方や、予算の組み方や、課員に対する目標の立て方など、私自身も最初から出来ずに苦しんだことが、マネジメント業務としてワンサカある。

でも、それを「上が決めれば」とか「上がそういうのなら」という姿勢というか感覚を見ていると「おいおい」と思う。
決めたら決めたで、文句を言っていたのは、誰だっけ?とも思う。
思うが、ここで口を出さないように、そして例の「老害」にならないように、今までとは違う想いが頭の中を駆け巡る。

脳科学者の「中野信子さん」 が、NHK-BSの「英雄たちの決断」 で徳川家康の時に「脳科学的には50代が、もっとも経験を積み発想も豊かで、ピークだ」と言っていた。
だから家康は関ケ原で勝負が出来たのだと。

その「50代」というのは、まさに今の私の年代だ。
だから下の世代を見て「おいおい、それじゃいかんよ」「甘いなぁ」なんて思うし、それが高じると「まだまだ若い者には任せられない」「若い奴には負けない」なんていうふうに「老害的発言」に繋がってしまうのだろうと思う。

「老害」にならず、次世代にうまく「アドバイス」する。
頭の心のバランスの新しい取り方を学ぶ時期がやってきていると思うようにしている。

 

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2016年2月15日 (月)

差別化と言いながら……

「SMAPがNHKで放送される国」の時にも思っていたことを……。
20160215_11pmあのことは「NHKもずいぶん柔らかくなったものだ」と感じさせることだった。
昔のNHKは、厳格だった。

例えば、山口百恵のプレイバック・パート2の歌詞。
「真っ赤なポルシェ」が許されなく「真っ赤なクルマ」と歌っていた記憶がある。
例えば、山本リンダの衣装。
「どうにもとまらない」の時の衣装は、ヘソが丸出しで、それが許されずおヘソまで隠れる妙に股上の高いパンタロン(古いなぁ)を着ていたと思う。

余談だけれど、吉田拓郎のつま恋ライブのNHK-BS
放送では歌詞の「つんぼさじき」「蚊帳の外」と言い換えて歌っていたが、まぁこれは差別用語だから、仕方ないか……。

そんな厳格なNHKに対し、民放はかなり軟派だった。
「11PM」「コント55号の裏番組をぶっとばせ!」とかは、その代表格で、あの時代でも「低俗」と言われていた代物だ。
特に「11PM」は、子ども心に「大人と一緒に見られない」番組で、思春期には一人イヤホンを付けて、自分の部屋で見たりした。
年に数回は「生放送でストリップ」みたいなことが行われて、たまに放送事故も起きたりした。

今のようにネットがなく、アダルトな画像や映像が気軽に見られなかった時代だけに、視聴者も喜び、いろんな意味で話題性も高かった。
おそらくあの頃は、放送ビジネスの創成期だったせいかカオス状態だったのだろう。

じゃ、今はどうか?
そんな過激なものはネットに移ってしまい、テレビはNHKも民放も同じように平均化されてしまった。

こんな平均化されているような同様なことが、いろんな業界でも起こっている。
口では「他社との差別化」と言いながら「尖った提案」は通らない。
「尖った提案」は、賛否両論あって多くの人の共感を得られない部分がある。だから「尖って」いるのだが、今の時代は、そこと極端に嫌う。

もともと日本は、お国柄的に「平均化」が安心される国だ。
昔ビートたけしが「日本は共産主義より平均化された民主主義の国だ」と言っていたが、野党が騒ぐ「格差社会」のレベルも、世界的見れば微々たる格差の国だ。

もともと「平均化」が好きな国に咥えて、時代も「平均化」されることを望んでいる。
そんな時代に生きていることを自覚しておきたいものだ。

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2015年9月28日 (月)

ツケが回ってくる人と余剰人員

Tukemawaru

このブログは2006年に始めた。
来年の1月になると満10年になる。
始めた時は、40代の終わりだったので、サブタイトルに「中年でも・・・」と付けたが、先月58歳になった。
なので「還暦近くでも」に変更した。
あと2年以上続けられたら「還暦過ぎても」に変更しようっと。

さて昨年の仕事納めの日に「やれる人、やれない人の違い」 と言う話を書いた。
あれから半年以上経ったが、その傾向はますます明確になっている。

世間的には一部大企業や輸出系企業は良いみたいだが、当社は中小企業(上場してはいるものの)。さらには「印刷」という業界的には斜陽産業になっていて、あらゆるものがデジタル化され「印刷物」と言われる制作物は、年々減少している。
ただ余談だが、我々のような企画とかクリエイターは、逆に対応範囲が広がり(というか広げないと落ちこぼれる)、年々難易度が高くなっている。

そんな中、ここ2年くらいの社内での変化がとても顕著だ。
「やれる人、やれない人の違い」 に書いたことは、その一例だったわけだが、例えば営業では、今まで「うまいことやってた」人にツケが回って来ている。

例えば昨年度、わが社で嵐のように吹きまくった不祥事事件。
あまり詳しく書けないが、営業が数年に渡って伝票を操作(改ざんではなく)していたこと。
それまでは、けっこう営業利益が出ていることになっていたが、最終的に超多額の損金が発覚し、管理職は年度末で退職、担当者は降格され他部へ転籍になった。
その担当者は、「高利益を出した」として過去に表彰され、賞金ももらっていたが、「その賞金の返却はないの?」と囁く同僚たちもいて、周りから「仕方ないんじゃない」という視線を受けまくった。

また、他の営業で外注に丸投げで、のノーチェックで10年以上安泰を装っていたけれど、今年度になってから、いろいろ問題が発覚。
これも詳しく書けないけれど、その担当者は営業の副部長。
我々と一緒に動く若い営業に言わせれば「今まで、何もしてないから、仕方ないんじゃない?」とこれまた誰からも同情されていない。
これは「ツケが回ってきた」人たちの話。
もう一つは、いろんな部署にいて、我が部署にもいる。
「なんとなく勤務している人」「問題があっても、管理職として何も行動できない人」「自分自身が必要とされているか考えていない人」

どこの会社にも、こんな感じの所謂「余剰人員」予備軍の社員がゴロゴロいるが、わが社の場合、そろそろそれらの社員を雇う力がなくなりつつある状態だ。
そんな状況を見ていると、私自身定年間近だけれど、必要とされる人材であり続けていたいと思いながら、そろそろラクしたいなぁと思ったりもしている。

いずれにしても、手抜きしていると「ツケ」が回ってくる時代になっていることだけは、間違いないようだ。

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