お行儀が悪くなっている
いつものように変なタイトルだが、これは個人のことじゃなくって「企業」のことだ。
「プレゼンに勝つには」の記事を書いたあと、ある大学の「大学案内」のプレゼンがあった。
ずいぶん長くこの商売をしているので、多少なりともプレゼンには自信があったが、この時は全く失敗した。
失敗は「内容」でなく「時間配分」。
「プレゼンは説明25分、質疑応答5分」と聞いてはいたが、実際行ってみると「残り1分になったらベルを鳴らしますから、まとめて終わってください」とキッチリ時間を計られた。
だから、結構早口で話してしまい、しかも「時間切れ」という最悪の終わり方で凹んでしまったのだが、その後の「質疑応答」から個人的には嫌な感じを受け始めた。
それは顧客側の「審査してやる」的な態度だ。
確かにプレゼンには時間制限も必要だけれど、ベルを鳴らして切るほどキッチリやる意味が分からない。
「この業社は、どんなことを考えて来てくれたんだろう」と思って聞きたいものじゃないんだろうか?
プレゼンは、ある条件の中で検討し、企画し、提案するものだが「テストの審査」みたいは視線と態度で聞かれると
「受注後、この人たちと一緒に仕事できるんだろうか?」
と言う気持ちになってしまう。
幸いと言うべきか、このプレゼンは不採用だったのだが・・・・
このプレゼンは「大学」だったせいかもしれないが、最近は一般の企業でもそんな感じを受ける。
「プレゼンに勝つには」で書いたように「仕事の取り合い」になっている影響で、プレゼンを受ける側の企業は
「どんな提案してくれんだい?」
とエラく高飛車で上から目線でモノを言う事が増えている。
私たちから見ると「お客様がまずどうしたいのか?」という点が最も重要だと思うのだが、最近のクライアントは「何でも良いので提案してくれ」と言い、制作時点でも「そっちで考えてくれ」という。
その企業の「発行物」なのにである。
昔はそんなことは感じなかったのだが、どうも最近はお客である企業の「お行儀」が悪い事が多い気がする。
「制作データは使用権を全部放棄しろ」
「そっちの責任で処理しろ」
など、とてもパートナーという感覚ではない。
確かに制作側の質も低くなっている気がするが、客側のお行儀も悪くなっているから、どっちもどっちなのかもしれない。
私が若い時には
「企業担当者と、一緒に汗水たらして頑張る」
だったけれど、もうそんな時代じゃないのかもしれないな。
































































































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