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2021年6月14日 (月)

変化する流れに付いていくことが必要な人たち

今年は「東日本大震災から10年」「熊本地震から5年」という区切りの良い年(変な言い方だが)なのだそうだ。
3月くらいに、その熊本地震をきっかけに「余震」という表現は使わなくなったという記事をネットで読んだ。20210614
たしかに熊本地震は1回目より2回目の方が大きく被害も甚大で、あとから「2回目の方が本震だった」というような発表があったような記憶がある。
余談だが、あの時夜中にスマホから連続して警報が鳴り響き、寝られなかったことを思い出したが、それくらい大規模な群発地震だった。
その経験から2ヶ月後には「同規模程度の地震」という表現になったということだ。
その記事を読んで、そういえば天気予報でも気圧の表現を「ミリバール」から「ヘクトパスカル」に変わり、最初は違和感があったが最近は慣れてしまったことを思い出した。

そこから「ずっと昔のままの考え方や判断で生きてはいけない時代」という考えが巡り始めた。
例えば身近なところで言えば、わが社の経営層。
ちょっと難しい話だが「ガバナンスコード」というものがどんどん厳しくなっている。この「ガバナンスコード」の話をすると長くなるのでやめておくが、簡単に言えば「ちゃんと会社の情報を開示しなさい」「経営責任を明確化しなさい」ということだ。
それに投資家が企業に求めることも「売上と利益」だけでなく「これからあなたの企業は、どこに向かおうとしているのか」といった戦略や社会的な意義になってきている。

こう書くと「そんなことは、一部の大きな企業だけだ」と思うかもしれないが、残念ながら違う。
「自分くらいの規模の企業は関係ない」と思っているところが、不祥事を起こし近年ニュースになっている。
私が勤めている会社も全く同じで、取締役と執行役員の区別がついていないとか、ガバナンスコードで求められていることが理解できていないとか、「トップがこれじゃあ」と思うことが多い。
50代に本格的に取り組んだ「CSRレポート」とか「統合報告書」などの案件に携わったことで、このような話は理解できるのだが、おそらく今の企業を取り巻く状況をしっかり理解できている社員は、わが社では数人だと思われる。
このような状況は、かなり大きな会社でも経営企画や総務などの部署にいる人は分かっているようだが、経営層でも分かっていない人が見受けられる。

少し注意すると「パワハラ」と言われ、芸能人もちょっとした言動で「大炎上」する時代。
「面倒な時代だ」「昔はこうだった」と私などもつい言ってしまうのだが、若い世代からすれば「時代に付いていけてない」と感じているわけで、やはり定年というものは良い区切りなんじゃないと最近は思ってしまう。
もう経営層も「付いていけない人」はいつまでもその場所にしがみ付かずに早く後進に譲ることが「良い経営者の条件」になっている気がする。

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