« 2021年3月 | トップページ | 2021年5月 »

2021年4月の記事

2021年4月26日 (月)

小和田先生のセミナーに行ってきた

3月に「はくぶつ館講座『天下人と清須』」に行ってきた話を書いた。20210426_20210419132701
今まで仕事がらみで数多くのセミナーや講演会・勉強会などに出席してきたが、個人的趣味のものは初めてでとても刺激的だった。
その熱が冷めないうちに「他に、面白そうなものはないか?」と探していたら「NHK文化センター教室」に行き着いた。
ここは完全に退社したら「行こうかなぁ」と思っていたいくつかの文化教室の1つだ。
普通の文化教室だと半年とか1年の講座ばかりだが「NHK文化センター教室」は、時に講座会員以外でも受講できるセミナーが開催される。

その中で「~第2回 生誕500年!「武田信玄」~」を発見した。
講師はあの「小和田哲男」先生。
この名前を見て「おっ!」と思う人は歴史好きな人だ。
現在は静岡大学の名誉教授で、研究分野は戦国時代史。
メディアにもよく登場されて、例えば「英雄たちの選択」など私の好きな番組で見ていた。
ドラマの時代考証などもされていて、例えば大河ドラマでは
『功名が辻』2006年
『天地人』2009年
『江〜姫たちの戦国〜』2011年
『軍師官兵衛』2014年
『おんな城主 直虎』大石泰史と連名、2017年
『麒麟がくる』2020年
と、ずらりと並ぶ。
もちろん著書も数多く、このような有名な先生の講演とかセミナーとか「機会があったら出かけてみたい」と思っていたところだった。

1月にも「NHK文化センター教室」で小和田先生のセミナーがあったが、気づいた時には終了していて「次の機会を」と思っていたところで見つけ、さっそく申し込んだ。
もちろん有料だったが、やはり人気の先生で、すぐに満席になったようだった。
申し込んだのは最初に書いた「はくぶつ館講座『天下人と清須』」の直後だったから、2月の終わり。
そして開講されたのは4月17日。

16時始まりだったが、当日は雨の天気。
少し早めに到着したが、もう数名待っている人たちが居た。
16時30分には教室に入ったが、コロナ禍なので1つのテーブルに一人座るという贅沢な状態。
教室も大きくなく、おそらく25名くらいしか入れなかったのではないだろうか?
ただコロナ禍対応の時代になり「オンライン」でも受講できるようになっていて、先生の斜め前にはカメラが設置してあった。

時刻通りに始まり、さすがにメディアに慣れている感じで、終了予定時刻の5分前に終わり「質問時間」を設けていただけた。
先生の説明はレジュメに沿って進められ「武田信玄」の武田家の成り立ちから、親である「信虎」の追放、有名な「川中島の戦い」、そしてなぜ戦国時代の武将は領土拡大をしなくてはいけなかったのか、家臣団の構成、信玄の掌握術、そして治世など、すごく面白く聞かせていただいた。
面白かったのが質問の中で「昨年の大河ドラマで覚如に唆されただけで京都を目指したようになっていたが、本当はどうだったか?」という問いに「あれはドラマだけど、実際に越前朝倉氏に近江あたりで待ち合わせようと打ち合わせした資料があるから京都は視野に入っていたと思う」とのこと。

天気が悪くセミナーが始まるまで、ちょっと滅入った気分だったが、帰りは「面白かったなぁ」と悦に入って帰ってきた。
好評であれば「また次回も」と文化センター教室のスタッフも挨拶していたし、磯田先生や千田先生など著名な歴史学者の話を聞く機会があったら、これからも行ってみたいと思っている。

| | | コメント (0)

2021年4月19日 (月)

五十三次名所図会

昨年の今頃はコロナ禍が急速に拡大して、世界中がパニックになっていた。20210419
初めての「緊急事態宣言」が出て、学校は「全休」、企業も「出勤しない勤務」など振り返ってみると、カオスの様相だった。
これが映画やドラマだったら、そんなパニックシーンの連続なのだろうが、実際は仕事をしていたし、お風呂に入り食事をするという日常シーンも毎日繰り返していた。

この「カオス」「パニック」という状態も長く続くと日常の一部になっていくわけで、人間というものの対応力は凄いと思う(だから進化論的に生き延びてこられているんだろうか?)
ただ、これが「慣れ」に繋がっていきコロナ感染を完全にシャットアウトできないデメリットにもなっているが。

と、すごくコロナ禍の対応について理解のあるように書いているが、私自身もこのブログで書いたように、今年の初めに「ちょっと近郊にでも出かけるか」と始めたら、結局チョクチョクでかけるようになってしまった。
「どこにも行かない生活」と「同年齢の友人の逝去」の両方で、今から考えると昨年後半は、少々気持ちが滅入っていて、その反動的な行動であることは否定できない。
長々と前置きを書いたが、今回も出かけてきた話。
ただし、結構あちこちに行くようになってしまったので、ブログの公開回数に間に合わなくなってしまい、この話は2月の終わりと2カ月も前の話だ。

新聞を見ていたら「タテ位置の浮世絵展」という見出しが目について読んでみると、私の故郷の隣町にある「中仙道広重美術館」で開催されている。
あと数日でその企画展が終わる時期だったので、さっそく出かけてきた。
せっかく故郷の方に行くので(と言ってもクルマで1時間半程度だが)、ついでに墓参り(ついでというと怒られるが)にも寄った。
久しぶりに墓地行ったら、立派に駐車場が整備されていてびっくりした。
普通だと兄の家にも寄るのだが、コロナ禍でもあり、昨年末に叔母の葬儀で出会った時に義姉さんが「ケアマネ」をやっているから「絶対に感染できないんだ」と兄が話していたので、寄らずに美術館に向かった。

この美術館、割といつも空いているのだが、やはりコロナ禍でさらに人がいない。
私を含め、2~3組の人たちしかいない。
おかげで1つ1つ解説を読みながら、ゆ~~~っくり堪能できた。
「広重の五十三次」と言えば超有名な「東海道五十三次」
その同じ宿場が「タテ位置」で描かれたものだが、画角の関係なのだろう「遠景」的な風景が多かった。
背景に山並みがあって、街道や帆船や街並みが描かれて、人はあまり大きくなく「全体的な感じ」という作品で、今の時代の「絵はがき」のような印象を受けた。

ブログに載せるために「日本橋」をヨコ位置の「東海道五十三次」と、今回見たタテ位置の「五十三次名所図会」を並べてみて気づいたことがある。
有名な「東海道五十三次」は人の暮らしや動きが感じられて、その場の「空気」が感じられ「五十三次名所図会」「場所」を写し取った感じがする。
「東海道五十三次」が評判になったのは、きっと「場所」の紹介に留まらずそこの「空気感」を感じさせたからなのだろう。
江戸時代、今と違って気軽に旅などできなかった。
だからこそ「その場」に自分が行ったように感じられるこのシリーズは、コロナ禍のAR体験みたいなものだったのだろう。
見慣れていた もこうやって比較すると新しい発見や感じ方を見つけることができる。

| | | コメント (0)

2021年4月12日 (月)

歯医者でのメンテナンス

50代の後半だった頃に、若い時に歯の治療して被せてもらった部分がある日取れた。
何かを食べていた時で、幸い飲み込まずに「被せてあったモノ」を取り出せたので、それを持参して歯医者にいった。20210405

「被せるモノ」があるので、治療は簡単。
そこを接着するだけで終わるのだが「せっかくだから、歯石の掃除もしよう」と言われてやってもらった。
その後、数年経過したら、また取れた。
その時も「せっかくだから」と全部の歯や歯茎なども見てもらって、メンテナンスしてもらった。
「今度取れたら、作り直した方が良いか聞いてみよう」と思っていたら、2月にまた取れた。
今回はコロナ禍でもあり、受付時に体温を測られるし、治療の直前にはうがい薬で口中を消毒させられたが、確かに、歯医者も感染リスクがとても高いと思われるから大変だと思う。

いつも同じ歯医者さんなので「何度も取れるけれど」と聞いたら「治療して数年は保てているから、別に問題ないよ」と言われ、結局以前と同じように前の「被せモノ」を着けてもらった。
そしていつもように「せっかくだから」と歯石の掃除や歯茎の状態も見てもらった。
7年位前にこのブログで「電動歯ブラシ」の話を書いたが、あれからもずっと回転型の電動歯ブラシを使っている。
おかげで「ブラッシングはちゃんと出来ているよ」と若い頃には言われたことのないお褒めの言葉をもらったが、今回は2ヶ所ばかり治療が必要だった。

1カ所は下の親知らずの虫歯。
知らなかったが、私は親知らずが4本とも生えて残っており、そのうちの1本が少し虫歯になっているとのこと。
「年を取ると虫歯になりにくい」という都市伝説を聞いたことがあるが、やっぱり伝説でしかなく60歳過ぎても虫歯は出来るんだ。
それと下の犬歯近くの2本の根元が「すり減って」来ているとのこと。
そこも、すこし削って詰め物をしてもらった。

歯医者ってのは、よほどにならないと積極的には行きたくないところだ。
まぁ、病院は概ねそうだが、特に歯医者は小さい頃の経験で「痛いと嫌だな」と思ってしまい、敬遠気味になる。
最近の歯医者は、ほとんど痛くないのだが、それでも個人的には積極的に行きたい方じゃない。
でも、こうして定期的に被せモノが取れた方が、メンテナンスもやってもらえるし、結果的に良いのか?
いずれにしても、身体のあちらこちらのメンテナンスをしっかりして、やっと普通の生活が出来るような年齢になっていることを実感している。

| | | コメント (0)

2021年4月 5日 (月)

かかみがはら航空宇宙博物館

20210329

新年度になった。
まだ会社勤めをしているので「組織変更」とか「昇進」などのキーワードが、ここ2~3か月飛び交っていて、いよいよ新年度のスタートとなったが、再々雇用者にはあまり関係ない。
会社のホームページ情報更新の手配担当なので、その関係の業務はあるが、個人的には今年度も勤めさせていただいている」という感じだ。

今日の話題は、そんなこととは全く関係のない話。
きっかけは、昨年末にクルマを買い替えたことだが、今まで行けてなかった近場の史跡や施設にちょくちょく出かけている。
コロナ禍が本格的に安心になるまで、やはり泊りがけの旅行などはちょっと不安だが、こうして近場でも出かけていると生活の刺激になる。

今回は「かかみがはら航空宇宙博物館」。出かけたのは2月の終わり。ここは「犬山城」からクルマで20分くらいのところにあるのだが、なかなか行けてなかった。
もともと「自衛隊基地」があるところで、行った当日も、戦闘機撮影マニア(?)のオジサンたちが多くいて、自衛隊機が上空に来るたびにカメラを向けていた。
「かかみがはら航空宇宙博物館」自体は1996年に開館していて古いのだが2018年にリニューアルされ「航空エリア」「宇宙エリア」と拡張されたとのこと。
そんなに昔からある施設なのに、今回初めて行ってみたが、予想していたよりも面白かった。

航空エリア
駐車場から施設入り口までのアプローチに自衛隊機やYS11などの実機が展示してある。
遠くから見ているとそうでもないが、近づくとその大きさに驚く。
施設内は復元した「飛燕」や当時のエンジンや部品、戦闘服などが展示され、やはり「戦争の武器」ということを意識せざるを得ない感じだった。
とは言え、零戦や飛燕など戦争当時の日本の技術力が非常に高かったことが確認できる。

戦後GHQの監視下に置かれ、7年間飛行機に関する新しい取り組みが禁止され、戦後の航空技術に大きく後れを取ってしまったことが説明されていたが、見学しながらある国会議員の「2位じゃダメなんですか?」というセリフが頭の中で響いた。
技術っていうものは、ほんのちょっと停滞するだけで、大きく遅れてしまうということが、とても感じられる説明だった。
広いエリアでは戦後のプロペラ機、ヘリコプター、ジェット機などなどが勢揃いしていて、圧巻だった。

宇宙エリア
航空エリアも面白かったが、個人的にはこちらのエリアが面白かった。
特に、ISS(国際宇宙ステーション)にある日本エリアである「きぼう」の実物大模型は、入ってみると「この空間で何カ月も過ごすのは大変だなぁ」と実感させるものだった。
そして、一番興味を持ったのが「はやぶさ」の実物模型。
例の「イオンエンジン」は、付いている位置や大きさなどを見られることができる。
テレビなどでよく「イオンエンジン」の説明は見たが、実物の大きさを見ると「意外と大きい」感じがした。
さらに小惑星から持ち帰ってきた「カプセル」も実物大のカットモデルがあった。
「え~、こんな小さな容器くらいしか採集してこないんだ」とこれも意外な感じだった。

出かけた日は、休みを取って平日だったせいもあるし、コロナ禍でもあり、ほとんどお客さんはいなかった。
たまに出会うのは小さな子供連れか若いカップルくらいで、私のように1つ1つ説明を読みながら丁寧に見ている人はいない。
おかげで写真もたくさん撮れたし、説明を読んだり展示物や体験コーナーも経験しながらと楽しいひと時だった。

| | | コメント (0)

« 2021年3月 | トップページ | 2021年5月 »