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2019年8月の記事

2019年8月26日 (月)

残っていた北恵那鉄道の映像

7月の終わりの日の朝。20190826
いつものように出社前に新聞を見ていたら、TV欄に「岐阜の山奥に奇跡の廃線」との見出しがあった。
案内は鉄道マニアとして有名な俳優「六角精児」とある。
「もしかすると我が故郷のあの路線のことかな?」と思ったので録画予約して出かけた。
帰宅して観ると、やっぱりそうだった。
わが故郷に高校生の頃まであった「北恵那鉄道」

番組は、その廃線跡を巡るもので、最後に映った「奇跡の鉄橋」は、私が住んでいたところから、クルマで5分の場所にあるものだった。
20分くらいのコーナーだったが、途中流れたVTRは私の卒業した高校が制作した8mm作品だった。
動く「北恵那電車」、そして「私の街にあった駅に乗降する客」、子供の頃に見ていたシーンがそのまま映されて、どっぷりと懐かしさに浸った。

「北恵那電車」は「中津町から下付知」まで「付知川(番組では木曽川と言っていたが、本当は支流の付知川)沿い」を走る鉄道だ。
お袋の実家が途中駅である「苗木」だったので、小さい頃は良く電車に乗った。
子供にはよくあることで「大きくなったら北恵那電車の運転士なりたい」と思ったものだ。
ちなみこの「苗木」は、近年「苗木城」が有名になった。私の子供の頃は、石垣だけが残りウッソウとした荒れた城跡だったが。さらにこの「苗木」あたりは江戸時代には「遠山の金さん」で有名な藩だ。
今でもあの地方には「遠山姓」は多い。

子供の頃、車酔いが激しくて「車に乗って出かける」と思うだけで憂うつになる子供だったが、この「北恵那鉄道」は酔うこともなく楽しくて仕方ない電車だった。
もっともTV番組でも言っていたが「時速40km」でゴットンゴットンとゆっくり走っていたので、酔うほどのことはなかったが。
山並みを縫うように線路があり、そこを1両か2両で走る。
小さい頃は、年に1回「くりもと」というところに家族全員で出かけ、付知川で泳いだりして1日楽しむことが恒例行事だった。
この「くりもと」もTV番組で「廃駅」として出てきて、当時の写真も映され、懐かしさ倍増だった。

私が高校卒業する頃までは存続していたので、付知方面から通学してくる同級生はみんな「北恵那電車」に乗っていた。
お袋の妹である叔母は「北恵那電車は昔満員だった」と小さい頃話してくれた。
真偽は不明だが、その叔母によると「登り坂で電車が停まりそうになると、男子学生が外に出てみんなで押していた」というから、全くのんびりした時代だし、TVで言ったように「日本の原風景」だったことは確かだ。

私の卒業した高校が制作した8mmビデオが「YouTubeにないか?」と探したらあった!
制作年を見たら、私が卒業したすぐあとに造られていた。
よくぞ残してくれたものだ。
そして、こういうものがネットを通して観られるなんて、とても幸せな時代である。
やはり映像はすごい。一瞬にして50年以上前の風景が記憶に蘇る出来事だった。

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2019年8月19日 (月)

還暦過ぎての手習い

先週、めでたく(?)62歳となった。
60歳を迎えた時には「還暦」とか「定年退職」とか節目めいたワードが周辺を飛び交って特別感があった。
だから再雇用となりこのブログにちょくちょく近況を書いているように、おかげさまで、多忙な日々を過ごしていて、最近では給料が減ったことや責任が小さくなったことにも慣れ、変わらぬ「日常」を過ごしている感じだ。20190819

そんな60歳を2年超える頃に、少し新しいことを始めた。
それは「鍵盤楽器」を購入して弾き始めたことだ。
突然に見えるかもしれないが、そうではなくて、ずいぶん以前から「少しは弾けるんじゃないかなぁ」とぼんやり思っていた。
このブログでも書いたかもしれないが、私はアコースティック・ギターを少し弾く。
ギター歴は兄貴の影響で、初めてギターに触ったのが小学性の頃とかなり長い。
けれど、本格的に習ったわけでもなく我流だし、どちらと言えば「弾きながら唄う」ことが好きで、それも「人前でやりたい」と思う方でもないので、年数の割には「そこそこ」の腕前だ。

昔々だと吉田拓郎やかぐや姫など、みんな「ギター」を抱えて唄うのが基本形だったが、オフコースなんか出始めてきたらピアノなどの「キーボード」の弾き語りというスタイルを見るようになった。
元々クラシックな感じの「ピアノ」には興味がないが、鍵盤を「コード」で弾くことには「どうやるんだろう?」と思 っていた。
中学校の音楽の授業で「ドミソ」の和音「C」というコードだと習ったことは覚えていたので、鍵盤でも「コードが判れば、それっぽく弾けるんじゃないのか?」と思うようになった。

いろいろネットで調べたり楽譜なんかも見たりしたが「結局楽器がないと分からないなぁ」となり、通販で検索してみた。
そうしたら、意外と安価で多機能な「キーボード」が数多く販売されているのを知った。
プロやバンドの人が使う「ローランド」のような本格的なものじゃなければ、「カシオ」「ヤマハ」でそれなりの鍵盤数と機能のモノを発見。最後は「やっぱり楽器メーカーだよね?」「ヤマハ」のものを選んで購入してみた。

頼んですぐに届き、セットして鳴らしてみた。
全く説明書を読まずに、いろいろボタンを押すと、様々な楽器音はするし、リズムも刻むし、コードもサポートしたり、本当に多機能だ。
性格的には「まずは触ってみよう」と、ネットで「鍵盤コード」の一覧表を見つけて、今までギター用のコード楽譜を使って弾いてみた。

ちょっと難しいコードになると「コード表」を見ながらでないとお手上げだが、左手でベースを弾きながら、右手てコードを押さえることは何とか出来そうだ。
試しに吉田拓郎の古い名曲「どうしてこんなに悲しいんだろう」を弾いてみたら最初の4小節が「おお!レコード(違うかCD?)と同じ音だ!!」と1人で感動してしまった。

キーボード特有の右手と左手の違いに戸惑ったり、ギターだとカポタストを使うことで音の高さを調整出来るが、キーボードはそれが出来ないので、コード変更しなくちゃいけないなど、戸惑うことも多い。
でも60歳過ぎても、新しいことが出来るようになるとは、ちょっと嬉しい。
キーボードはギターと違って、「ヘッドホン」をすれば、音が出ないので、夜弾いても近所迷惑にならない。
おかげで今は、思いつくとキーボードの前に座っている。

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2019年8月 5日 (月)

今年のモータースポーツは面白い

最近は、とんと話題に載せないが、一時期モータースポーツ観戦は「趣味」と言っていたくらい、頻繁に出かけていた。
私の住んでいる地方からクルマで1時間半くらい行けば、有名な「鈴鹿サーキット」に着く。
当時でそうだったが今は「新東名高速道路」も出来たから、もっと速く行けるかもしれない。
20190805_20190729132001
その頃よく遊んでいた仲間が、みんなモータースポーツ好きだったせいもあり、ある年など毎月のように「鈴鹿サーキット」に出かけていた。
「F1」はもちろん、バイクの最高峰レース「WGP」や有名な「8耐」、その他にもいろんなレースを、予選から見たりした。
転職やいろいろな理由で、その頃の仲間とは疎遠となり、さらに年齢的にもきつくなったので、最近はサーキット場に出かけないが、それでも興味はある。

なので、機会があればTV観戦したり、ネットの情報を読んだりするが、今年はなかなかモータースポーツが面白い。
「F1」はホンダのエンジン(今はパワーユニットと言うが)供給チームが表彰台に上がったり、優勝したりすると一般のニュースにも取り上げられるので知っている人もいるだろうが、そんなニュースを見ると、ちょっとソワソワする。
「F1が面白そうだなぁ」と春先くらいから思っていたら、他のレースも今年は面白い。
たまたまTV放送(BSだけど)でやっていたので観ていたら、ラストにとてもドラマチックなレース展開を目撃した。

●インディ500
「インディ500」は有名なアメリカのレース。
オーバルと呼ばれる楕円形のコースをひたすらトップスピードで500マイル疾走するレースだ。
今年は、ラスト20周で大きな事故があり、一時「赤旗中断」となった。
日本人ドライバーの佐藤琢磨選手は、前半最下位近くまで落ちるが、ここまで徐々に上がっていた。
そしてレース再開。
リスタートの混雑の中、うまく佐藤琢磨選手が上位に入り、あっという間に3位に。
実況は「佐藤が!」と絶叫していたが、それよりも1位と2位のトップの取り合いが無茶苦茶面白く、チェッカーフラッグが振られるまで、どうなるか分からないレースだった。

●鈴鹿8耐
これはバイクレース。
鈴鹿サーキットを8時間走り続ける「超有名な」レースだ。
ライダーは2~3名で交代するが、レースする方も観戦する方も暑い夏の中「耐久」しなくちゃいけない厳しいレースだ。
これもBSでやっていたのでTV観戦したが、ワークスと呼ばれるホンダとかヤマハ、カワサキなどバイクメーカーのチームの力が拮抗していて、この3チームがトップを争い続けるという面白い状態だった。

この8耐では名物だが、日没後の薄暮から暗くなっていく頃には、いつもレースの大勢は決まるのだが、今年は違った。
カワサキのライダーが猛追し、逆転。
「これでカワサキが超久しぶりの勝利だ」と思っていたら、他のバイクがエンジンブロー(エンジンが壊れること)。
このバイクも「世界耐久」のチームで、このままなら年間優勝が決まるはずだったが、残り数分でエンジンが壊れた。

またコース上に部品が落ちていて、これに乗り上げたバイクが転倒、そのすぐ横をトップのバイクがギリギリで通り過ぎるという紙一重の場面。
さらにエンジンブローしたバイクがしばらく走ったために、コース上にオイルがバラ撒かれる。
TVの解説は「これは危ないから、セーフティカーを入れた方が」と言っていたが、まもなく8時間のゴールになりそうになり、トップのカワサキが「ラスト1周」に突入。

「あとは慎重にゆっくり1周すれば優勝だ」と思って観ていたら、なんとオイルに乗ってトップのカワサキが転倒!その直後に「赤旗中止」となりレースは8時間を超えて終了した。
「えっ、結局どこの優勝?」と思ってしばらくTVを観ていたら、20数秒あとを走っていた2位のヤマハが優勝との発表。
どうやら「レース終了後、5分以内にバイクが戻っていない」という規定で、カワサキは失格になったとか。
でも「赤旗中止の場合は、その直前までの順位で」というルールもあるんじゃない?と思って、その日は終わった。

翌日ネットで観ていたらカワサキから抗議があり裁定は覆ったとあり「20数年ぶりのカワサキ優勝」は達成されようだった。
最後はちょっと後味が悪かったけれど、レース自体はものすごく面白く「またいつかレース場に行こうかな」と思わせる内容だった。

F1がブームだった時、イタリアのレースで「孫を連れたお爺ちゃん」がレース観戦に来ていたシーンがTVに映り「あんな年齢になってもレース場に行けたら良いなぁ」と思ったことを思い出した。
面白いレースを観ると、やっぱりちょっとウズウズするが、これからもこんな面白いレースが続くとイイなぁと思う今年のレース状況だ。

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