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2019年5月20日 (月)

祝意に満ちた令和の幕開け

「令和」になって3週間近くなる。
前回もこの話題を書いたけれど、その時の空気感を備忘録にしておきたくて、もう一度同じ話題を続けることにした。
昨年の後半から徐々に話題になっていた「元号の切り替え」は、4月後半になってあらゆるメディアが話題に取り上げ、4月30日から5月1日には、まるで大晦日と元旦を迎えるような異様な雰囲気になった。
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今振り返ると、私の子供の頃はまだまだ戦争の記憶も生々しい時代だった。
だから「天皇陛下バンザイ」と言って亡くなった兵士への想いも強く「天皇制は果たして必要か?」といった議論も子供なのによく耳にした。
平成時代の皇室を紹介するいくつかの番組を見ていると、そのイメージがこの30年で随分違ってきたことを改めて感じた。
それは、平成天皇皇后陛下の考え方や行動の賜物なのだろう。
ある番組で美智子皇后が旧体制にイジメられるドラマみたいのをやっていたが、あまりに「美智子さま=善、旧体制=悪」の構図が強すぎて、同時にネットを見たら「酷すぎる」のコメントが多く見られたのは、ある意味「狂騒」をよく表しているとも言える。
そんなテレビを見ていて、「新元号を迎えるカウントダウン」も何だかバカバカしくなってきて、GW10連休の最中だったが、さっさと寝てしまった。

次の日も「新元号、新天皇」の盛り上がりは続いており、こちらもついついテレビを見てしまっていた。
新しく皇后になられる雅子さまの、とても輝くような笑顔が映されたり、悠仁さまが緊張された表情だったりを「なんだかんだ」と言いながら見ていた。
そして5月4日の新天皇即位後初の一般参賀も各テレビで流されて、「新元号、新天皇」の一大イベントはピークに達した感じはあった。

そんな騒動を見ながら、自身二度目の「元号切り替え」の体験としては「昭和から平成」の時とは随分違うものに感じられた。
その理由の一番大きいのは「先の天皇崩御」だろう。
昭和天皇は崩御前から、毎日のように「下血」などの情報が流されて、世間的にも「歌舞音曲」を控える雰囲気になった。(下血とか歌舞音曲という言葉もその時に知った)
だから「平成になった」というより「天皇陛下が崩御された」というイメージが強かった。
さらに「昭和」という時代が、どうしても「天皇の名のもとでの戦争」があるため、振り返る話題も重かった。

ところが今回は「生前退位」でもあり、さらに平成天皇皇后陛下の行動により、皇室をとても身近に感じられるようになり、国民の多くが「祝意」を示した。
これから「令和」がどんな時代になるか分からない。
私の生きてきた「昭和」「平成」はもちろん、「昭和」でも「戦前」「戦後」は大きく違ったように、今までとは全く違う時代になるかもしれない。
ただ、それは急に変わるわけではない。
「江戸」から「明治」になった時でも、「西南戦争」までの10年間は試行錯誤の時期だった。
今回も、そんなふうに徐々に「令和」という時代に変化していくだろうが、こんなに「多くの国民が祝意に満ちた退位と即位、新元号の切り替え」を体験できたことは、とても有り難いことだったと思う。

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