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2019年1月の記事

2019年1月28日 (月)

悩める3世の正月

このブログも長い。20190128
3世が生まれたのは2009年で、もう10年になる。
だから3世は今年5年生になる。
とは言え、3月生まれなので、身体は小さいし、細い。

今の体型からは信じられないが、私自身も高校1年生まではクラスで一番小さく、超ヤセポッチだったから、そんなに心配していない。
 3世はとても優しい子だし、身体が小さいことも影響してか引っ込み思案だ。
そんなことも気になっていたので、以前には少し怒ったり、ちょっと乱暴な言葉で「クソ坊主」なんて呼んだりしてみた。

そうしたら、ある日娘から長文のラインが来て苦情を言われた。
彼女自身もまもなく思春期に差し掛かる男の子を持つ「母親」として、時に、どう扱って良いか悩んでいたらしく、その思いをぶつけてきた。
その気持ちに対して、私も素直に謝ったし、さらに「こちらもジイジとして、どう対応していこうかって悩んでるよ」と伝えてあげた。

そんなことが昨年あったので、今年の正月は上の3世を出来るだけ中心に遊んであげた。
イオンで「カードゲームが欲しい」と言うので、レジに行くと店員が「1セットで良いの?」と聞かれた。
こちらは意味がわからなかったが、セットによって内容が違うらしく、3世に聞いたらとても遠慮がちに「じゃあ、2セット」と言ったので「正月だから良いよ」と買ってあげた。
娘たちに寄ると「すごく嬉しそう」と言っていたので、本当に欲しかったものだったのだろう。

その後、私が本屋に行きたかったので、一緒に連れて行って「本は要らないの?」と聞くと「コロコロコミックが欲しい」と言ったので、「まぁ正月だから良いよ」だし、たまにしか会わないから良いかなぁとも思っていた。
その後、家に行き、3世の姫とともに一緒にゲームをした。
TVでCMしてる家族4人で遊べるゲームを持ってきてくれて、最初は分からなかったが、一緒になって夢中で楽しめた。

夜になって「焼肉が食べたい」と言うので、近くのチェーン店に娘がアプリで予約して出かけた。
ほんのちょっとのクルマの移動の間に、姫の方が寝てしまい、最初は娘と王子と3人で席に着いた。
そこでほんのちょっとしたことで王子が「自分の殻」に閉じこもり、約30分間ご飯も食べずに、最後にはメソメソ泣き出した。
私と婿がイロイロ言ってもダメで、娘が何度か話し「じゃあ、ママと食べよう」と言ったら、やっと食べ始めた。
 
「ママに甘えたいし」「妹がいるから我慢しなくいけないし」「でも、もう5年生になるからしっかりしなくちゃいけないし」と、いろんな感情が混じっていたのだろう。
彼は今、一番悩ましい時期なのかもしれない。
そんな王子を見ていて、私だったら「もう勝手にしろ」と怒ってしまいそうだったが、娘は我慢強く王子を導いていた。心底、「エライなぁ」と感心した。
その後ラインで、、私は「エライと思ったよ」と伝えると、娘は娘の悩みと不安を教えてくれた。
子供が出来ると「親として成長」させてくれるが、3世ができると「ジイジとしての成長」「子供が親として努力している姿」を学ばしてくれる。
そんなことを感じた正月だった。

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2019年1月21日 (月)

ついて来る世代を見て想う

20190121

再雇用となって、1年半を超えようとしている。
おかげさまで、それなりに会社からは必要な人材と思われているようで、いろいろな相談や作業を頼まれるし、現役の頃から続いている仕事もまだ携わっている。

 
ただし、もう役職者でもないし、いわゆる上司や部下がいる組織的なポジションでもない。
「本部付け」で本部長直轄(というか本部長の愚痴聞き)という気楽な場所にいる。
とは言え、業務している部屋には、ある組織が中心となって活動しているため、そのミーティングの模様を見聞きする。
 
その模様を見るとも聞くともなくしていたら、ある時吉田拓郎の「ローリング30」を思い出した。
この曲は、このブログの初期の頃、今から11年前に「Favoritesなもの No.2」 で紹介したガ、その時よりも歌詞の意味が実感として感じられている。
Rolling30 動けない花になるな Rolling30 転がる石になれ
過ぎ去った過去は断ち切ってしまえ 青春の長さ測るものはない
身体より老けた心など持つな 流れ行く時にさからって泳げ
自分のカラを突き破り 愚かな笑顔など見せるな
 
振り向いた昨日に恥じないように 仰ぎ見る明日に恥じないように
Rolling30 動けない花になるな Rolling30 夢吹く風になれ
Rolling30 Rolling30
なまぬるい日々に流される者よ 俺だけは違う身を切って生きる
三叉路があれば石ころの道を 躓いた痛みバネにして歩け
心の汗も流さずに やさしさなどとお笑いぐささ
 
ついて来る世代に恥じないように 届かない世代に恥じないように
Rolling30 動けない花になるな Rolling30 飛び立つ鳥になれ
Rolling30 Rolling30
 
この歌詞を噛み締めながら「次の世代」には「一言だけ」のアドバイスを、そして「次の次の世代」に対しては「黙って見守る」ように、さらに「その先の世代」には「おじいさんの昔話」と分けながら、「ついて来る世代に恥じないよう」に60代を生きていこうと思っている。

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2019年1月15日 (火)

沢田研二のすごさ

昨年、変なふうに話題になってしまった「沢田研二」。 
20190115私の年代だと「タイガース」時代から知っている人だが、ソロになってからも今風に言えば「中性的な魅力」で人気のあった歌手だ。
あまり良くないことで話題になったが、その影響で「インターネットラジオ」でちょくちょく曲がかかるようになった。
このブログでは、ちょくちょく昭和の歌謡曲が良かった話題を出すが(年齢的にどうしても懐古的になってしまう)、「沢田研二」はそのなかでも珠玉だ。
 
「どんな曲があったっけ?」と思ってYouTubeを見て驚いた。
普通はMP3の音源だけのものが多いが、やっぱり沢田研二ことジュリーは、昭和のTV歌謡曲の申し子なんだろう、TV放送からの動画が数多かった。
 
いくつか聴いてて「ああ、こんな曲もあったなぁ」と思っているうちにCDが欲しくなって、楽天で見ていたら「沢田研二 A面コレクション」を発見。
「こりゃいいや」と買ってしまった。
届いて、ちょっとワクワクして聴いたら「おお、そうそうこの曲もあった」「今、聴くと良い曲だなぁ」と、まぁ還暦過ぎたオッサンなので、超懐古的に喜んでしまった。
そして、いくつかギターコード譜を入手して、唄ってみたら、意外と難しい。
さらに、音域が広かったりする。
 
沢田研二は、ぜんぜん楽そうに唄っているので気づかないが、やっぱり昭和の歌い手はスゴイ。
音域が広くても何ともない顔して唄。
バックオーケストラがいても、モニタースピーカーやイヤホンがなくても音は外れない。
この辺りの人たちを聴いた後に、AKBとかTVで唄っている姿を見ると、もう幼稚園の学芸会レベルだ。
 
「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」
「勝手にしやがれ」
「憎みきれないろくでなし」
「サムライ」
「ダーリング」
「カサブランカ・ダンディ」
「立ちどまるなふりむくな」
「OH!ギャル」
「TOKIO」
などなど記憶にあった曲は、改めて聴いてみて「いいなぁ」と思っていた。
「君をのせて」
「あなただけでいい」
「追憶」
このあたりの曲は「おお!そういえばこんな曲あったなぁ」と喜んだ。
さらに「背中まで45分」は井上陽水として聴いていたので、「これって沢田研二の曲として出ていたのか!」と発見させてもらった。
最後に、YouTubeで見つけたけれど、購入した「A面コレクション」に入っていなかった「あなたに今夜はワインをふりかけ」がなかったので、ダウンロード購入した。
こう振り返ると、昔はただでTVで良い曲を聴いていたんだなぁ。
 

 

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2019年1月 7日 (月)

年末に見たNHK番組2本

新しい年になったが、話題は昨年末というか12月初旬に見たテレビのこと。
昨年の1月のブログを見直したら、同じように年末番組の話題を取り上げていた。
やっぱり年末は少し時間があるし、TV局(といってもNHKが多いが)も良い番組を年末年始に出してくる影響だろうか?
20190107

●アナザーストーリー
 ~運命の分岐点。衣笠祥雄
私世代の人間だと「赤ヘル軍団」とか「連続試合出場記録の鉄人」とかいう言葉が最初に浮かぶ人だ。
ただ、この人の野球人生を詳しく知らなかったので、入団するまで、そして入団当時の様子など初めて知ることが多かった。
 
それまで、真剣に野球に取り組んでなかった衣笠さんに対し、根本監督から「お前、プロ野球選手やんな?何売れるの?」と言われて、初めて自分自身の力を見直すきっかけになったエピソードは、野球選手に限らない「深い言葉」だった。
野球選手じゃあなくても、これを聞かれて答えられる人って、そうそういないんじゃあないかと思う。

私自身を振り返ると、それを考えた時期が確かにあった。
今の会社の前に勤めた制作プロダクションに入社した時、自分より10歳以上年下のデザインを見て「あんな発想は俺には無理だなぁ」と思ったことがあった。
じゃ、それに負けない武器を持つならと、当時導入されたばかりのMacintoshのことを詳しくなろうと思ったことを思い出す。
 
途中から「連続試合出場」の話、そして「人としての優しさ」、さらに有名な「江夏の21球」の場面など、衣笠祥雄さんの人となりが分かるエピソードで盛り上がっていった。
そして、番組はエンディングへ。
エンディングロールが流れる中、衣笠さんが「スポーツは誰に向かってしてるんですか?」とディレクターに問いかけた。
「それは子供たちですか?」と答えるディレクターに「だから、子供達が見て正しいと思ってる道しか歩いちゃいけないんです。」「そして、マスコミもそれを忘れている」
この最後の言葉は、衣笠さんの遺言のようなもので「重い言葉だな」と心に染入っていった。
 
●昭和の選択「開戦を回避せよ!
 ~近衞文麿・日米交渉の挫折~」
「近衛文麿」と言う人は名前ぐらいしか知らなかったが、今回初めて詳しく知った。
今回、この番組を取り上げたのは、1つは「ポピュリズム」の危うさが分かったと言うことだ。
トランプ大統領が出たことから「ポピュリズム」と言う言葉を知ったが、大衆の望み通りに動く政治家は実は国民のためにならないことがあると知った。

最後の締めで、磯田氏が「ポピュリズム」で大衆迎合し「ワンフレーズ」で単純化し、判断を間違える危うさを話していたが、それを聞きながら「小泉総理」ってもしかすると、その道を歩んだんじゃないかと思えた。
「ワンフレーズ」「自民党をぶっ壊す」と言い、政策も知らず熱狂的に「小泉ファン」を作り、高い支持率を保ち続けた。
ただ、信念どおり政治を行う場合、あまり支持率ばかりを気にするのは良くないんだなぁと思えた。そういう意味では、マスコミも「支持率」ばかりスポットをあてて報道するのは考えものだ。 

最後に「松岡洋右」と言う人と「ハル国務長官」と言う人の話が印象に残った。
「あり得ない前提(この場合はドイツが確実にイギリスに勝つ)でモノを考える人」が松岡氏。だから「日独伊三国同盟」を締結してしまったと言う話。
そして、何とか戦争を避けようとする日本の総理とアメリカの大統領がいても「原理原則」を第一とする法律家出身の「ハル国務長官」という人間の影響で、戦争に進んでいってしまった話。

国と国の戦争なのだが、実は「個人のパーソナリティ」が最終的に大きな影響になっていく怖さを知った番組だった。

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2019年1月 1日 (火)

2019年 謹賀新年

あけまして、おめでとうございます。

ここ数年「浮世絵」を題材にした年賀ですが、
今年は「歌川広重 名所江戸百景『びくにはし雪中』」を選びました。

本当は、前年に訪ねたり見聞したものと関連付けようと思っていたのですが、
今回は、干支と関連することを思い付いて、この版となりました。

本文にも書きましたが、ご法度されていた「獣肉」
「山くじら」と呼んで、食べていたなんて、なかなか洒落た知恵です。

そう言えば、以前友人から「うぐいす色やえんじ」といった日本的な落ち着いた色は
「贅沢禁止令」の網を潜るために生まれたとか。 
人ってのは「規制」「禁止」など、不自由な状況になればなるほど、知恵を絞って新しいものを生むものなのかもしれません。
今は、何もかも自由な日本になってしまって、なかなかこんな「洒落た知恵者」はいなくなりました。
私も、少しはそんな「洒落た知恵者」に慣れたらよいなぁと想いを込めた賀状となりました。
 
本年も、よろしくお願いします。
  
20190101_2

 

 


 

 

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