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2018年5月14日 (月)

伝わってる?最近のカタカナ用語

昔、このブログで書いたが私は、紆余曲折あって20代前半から「グラフィックデザイナー」という仕事に就いた。
この世界は、まぁそれなりに「カタカナ」の用語が多くある業界だ。
だから昔はそんなに気にならなかったが、15年くらい前からやたらと「カタカナ用語」が日常的に使われるのが気になるようになった。
20180514
例えば少し前の「公文」のCM。
「一人ひとりの力をきちんと見つめて伸ばしていくメソッドがあるから」。
なんか分かるような分からないようなナレーションが流れていた。

それに一時、エラく威勢の良かった「東京都知事」の女性の方。
この人もやたら「カタカナ用語」を連発する。「アウフヘーベン」「ワイズ・スペンディング」なんて、何のことだろう?と思ってしまう。

何でこんなふうに「カタカナ用語」を頻繁に使うようになったんだろう?
うちの会社でも「バッファ」「フィックス」「エビデンス」なんて言葉が飛び交う。
「余裕」とか「最終版」とか「証拠・記録」って言った方が正確に伝わるんじゃないんだろうか。

それとも「カタカナ用語」を使うとワンランク上な感じがするとでも思っているのだろうか?
そう思いながらも結局私も使うのだが、本来言葉は「相手に伝わること」のために使うものだ。
なのに「カタカナ用語」を使って、相手が分からないと「知らない方が知的レベルが低い」とニヒルな感じで見下ろすのっては、かなり本末転倒している気がするなぁ。

他にも、ふっと思いつくだけで「バイアス」「シークエンス」「アジェンダ」などなど本当にすぐに意味が伝わらない外来語が多い。
そんなことが気になり始めた頃(2000年くらい)に「カタカナ語の『常識』がわかる本」という本を買って、今でも会社に置いてあるが、もう役に立たないくらい多くの言葉が乱立している。

パソコン通信という古い時代に私が「カタカナ職業」と書いた事がある。
そうしたら全く見ず知らずの人から「カタカナ職業がそんなにエライのか!」とクレームを付けられて驚いたことがある。
そんなつもりで使用してなかったが、勝手に「エラそうに」見えたのかもしれない。
今ではSNSなどの「炎上」は良く見聞きするけれど、その時代には、そんなことはまだ稀だったので、とても驚いたことを覚えている。
きっとその人は、今の私と同じような気持ちを持ったのだろうか?

先に書いたように「本来、言葉は伝えるためにあるもの」だと思っているが、私自身は日本語で言ってくれた方が伝わる気がする。
でも、今の世代はこんな「カタカナ語」の方が伝わっているのかな?

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