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2017年6月 5日 (月)

新入社員研修の雑感

6月になり、今年度が始まって丸2ヶ月過ぎた。
そのうちの1ヶ月は新入社員研修で拘束されてしまった。20170605_kensyu
一時期当社は、業績の関係であまり積極的に新人採用が出来なかったし、せっかく入れても会社側の受け入れ態勢が整っておらず、若い社員から退社していくなど、社員全体の高齢化が進んでいる。
そこで、昨年度あたりから「若手の育成」「次世代育成」が方針の1つに掲げられるようになった。

その具体策の1つとして、これまで10日間あまりの新人研修を、営業社員に限り1ヶ月に延長し、実務に近い形で研修することとなり、その講師役を受け持たされた。
講師役については、お客様である専門学校やこれまでの新人研修でやっているから良いが、1ヶ月(実質は3週間くらい)に及ぶ長期間はなかなかない。
さらに通常業務が免除されるわけでないので、研修に対応しながら隙間を見つけて、通常業務にも対応するという1ヶ月が続いた。

何しろ初めての長期研修なので、コーディネートする人事部も、対応するこちらもいろいろを準備不足だったり、不具合が起こったりしたが、何とか無事終了した。
この1ヶ月の特別研修を受けたのは、営業職とデザイナーの卵の11名。
最初は営業職だけの話だったが、「原稿整理とか校正ともやるんだったら、うちの新人も受けさせて」とデザイナーの所属する部門から依頼されて対応することになった。

営業職の新人は、毎日私の「印刷物制作のための研修」を半日、あと半日は「印刷物見積もりのための研修」と、とにかくみっちり研修漬けの毎日。
一般の人は知らないが、印刷物というのは実は「オーダーメイド」の製造物なので、1つ1つ全部価格が異なる。
そして出来上がるまでの工程も、オーダーによって異なるので、意外と見積もりが難しいものなのだ。

「見積もり研修」を対応するのは、私と同じ年齢の「定年組」の印刷営業スペシャリスト。
そういう意味では、我々の年代は現在本当に「次世代育成」に助力する立場なんだとはっきり分かった。

さて、肝心の研修の状況は・・・・。
例年そうだが、どうしても学校勉強の延長の考え方で「正解を出さないと」とか「どうやったら、良いのか」とか、そんな取り組み方や質問が多く、研修に進んでいくにつれ「学校で勉強しているんじゃないんだから」と何度か注意する必要があった。

他にも、「自分だけがどんどんやってしまう子」「やっている子を見ているだけの子」「自分が納得するまで話し合いたい子」などなど、いろいろなタイプの違いがあって、こちらとしては、なかなか面白いものがあった。
後半になるにつれ、かなり実際の業務に近づき、現在起きているさまざまなミス要因に近い出来事などに出会うようになると、こちらの対応も厳しくなっていく。

そして、研修の最後の方は、「だんだん現実的になってきました」と元気がなくなってきたのだが、私の視点から見れば、「段々社会人の顔になってきた」と少し微笑ましくみていた。
さて、そんな研修を受けた新人たち。各事業部の各営業部に配属されてどんな活躍をしてくれるのか?
半年後、1年後に彼らの意見を聞いてみたいものだ。

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