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2015年2月16日 (月)

会社の規則と経営層の気持ちと周りの思惑と、個人の気持ち

やたらと長いタイトルになったが、この通りの出来事なので、ご容赦を。

昨年のブログに何度か登場したワードで「役職者定年」がある。Yakusyokusyateinen
わが社の規程では、
「満58歳になる前年度3月までで、部長・副部長は役職の定年になる」
と記載されている。

現在多くの企業が高年齢者の再雇用問題を抱えており、65歳まで雇用する代わりに、役職定年させて管理職手当分だけ経費節減させていて、わが社も同様の狙いで、このような規程がある。

昨年秋の人事評価面談時に、私の所属する部門としては、「規定に従う形」と上長から言われ、私自身も納得した。
若干「企業の使い捨て感」は持ったけれど、いつまでも前面に出ているのも後進育成のためにも良くないし、若手の給料が上がらないことも理解しているので、「まぁ仕方ないか」と思っていた。

その代り「管理職としての責務」とか「会議出席」「会議資料作成」などから解放される安心感もあった。
実際、年度末は次年度予算や組織変更などで、ドタバタするが、今回は上司である副本部長が私の職制を兼務する形になる方向で進んでいたため、ちょっとのんびりしていた。

ただわが社の社長は、ちょっと人情家だし、私の能力や実績に信頼もおいていてくれるので、「ギリギリになって、延長って言ってくるかもしれないなぁ」と、ちょっとだけ思っていた。

ちなみに我が部門のトップである本部長も来年度で満60歳になるために社員としての定年を迎える。
この課題もあり、割と早めに社長のところへ「来年度の体制」の打診が提出されたようだ。

そんな2月の初め、副本部長から内々で、社長から「あと2~3年は部長で頑張ってもらわないと困るから、何とかしてくれ」と指示があったと教えられた。
「じゃあ、あの規程は、どうなっちゃうの?」
と正直思うわけだが、副本部長は
「管理職手当がもらえるから、割り切ってよ」
と言ってきた。

確かに、それは個人的にはありがたい。
年間で100万円以上の収入減になることを予想していたので「来年度からは質素な(今だって、質素だけれど)生活しないと」と思っていた。
だから、そのまま2~3年、同じ収入が続くなら、ありがたい。
旅行や温泉にも行けるし、そして3世に学習机も買ってやれる。

けれど、そうやって会社の規程が形骸化するのも、どうかと思う。
役職者定年を延長しなくてはならないということは、ある意味「人材不足」ということでもある。
だから、企業のトップである社長が「何とか延長を」と軽々に決めるのも、正常な企業状態じゃないだろう。

さらには、副本部長。
この人は、以前よくブログに登場していた私と一緒に昇進した人。
私より10歳下だが、職制的には上司。でも、会議とか出るのはとても嫌いだし、資料を作るのも嫌な人。
だから、私の役職者定年延長は、そんな役割を請け負ってもらえるために、彼にとっても嬉しいニュースなのだ。

企業の規程があっても、社長をはじめとする経営層の要望や、私の周辺の思惑で代わってしまう。う~~~ん、どうなんろう?この状態は。

いずれにしても、この社長の発言に総務も困惑しているようで、私は来期も管理職のままなのか、ちょっと違う立場で続けるのか?不透明な状態になっている。
ただ、一旦切れたモチベーションをもう一度上げ直し、でも、これからは真剣に後進育成を考えて、仕事をしないといけないと思う出来事だった。

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