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2014年12月15日 (月)

NHKが面白い~カラーでよみがえる東京

2回目は「カラーでよみがえる東京」

Nhk_tokyocolorこれも、前回の「オリンピックをデザインした男たち」と同様、すごく面白かった。
私の子供の頃は、まだまだカメラは高級品だったし、モノクロ写真が普通だった。
カラー写真を普通に使うようになったのは、高校生ぐらいだろうか?

だから、当たり前だが明治とか大正、そして昭和の初めに戦争中などの写真は、ほとんど全部モノクロ写真しか、残っていない。
それをさすがは公共放送であるNHK。
3年くらいかけて、海外の技術や有識者の知恵を借りて、カラー化したという番組だ。

どうカラー化したかは、あまり詳しく説明はなかったが、モノクロの濃淡や当時の文献、印刷物、その他膨大な資料を元に色付けをしたようで、ある意味、少し創造的、でもまったく荒唐無稽の思い付きで色を付けているのではないらしい。

これは、特設サイト があるので、見てもらうのが一番だ(Flash多用で、ちょっと見づらいけど)。

番組の中で言われていたこと。
平和の時代には「色にあふれている街並み」で、戦争中には「色のない風景」となる。
そして、戦争が終わるとまた街に「色が戻ってくる」ことだ。

これは、実際に見てきた人しか分からない感覚だろうが、この番組では、少し実体験させてもらった感じだった。

モノクロ写真だけを見ていた時には感じなかったが、カラー化されて感じたのは、街の色は「看板」「人の服装」で、彩られていることだ。
特に服装は、とても新鮮で大正デモクラシーの時代の街並みは、今と変わらないほどにカラフルな街並みになっている。
逆に有名な「雨の学徒出陣」は、カラーになっていても、もの悲しい暗いシーンとなっていて、より一層胸を打つ場面だった。

私の好きな浮世絵も、状態が良いものに出会うと、とても色鮮やかなことが分かる。
そして、当時の着物や調度品などを見ると、本当に色鮮やかなものがある。

きっと現代の私たちが想像する以上に、江戸時代・文化文政の時期は、カラフルで色に溢れた江戸の街並みだったのではないだろうか?

もっとたくさんのカラー化された写真が見たいなぁと思わせる番組だった。

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