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2014年11月10日 (月)

自分の居場所を作っておく大切さ

ちょっと前回の続き的な内容。
下半期(この言い方が、とてもサラリーマン的だが)になって、1ヶ月以上過ぎた。
ある時、気が付いたら、ずっと東京の事業部にいたスタッフが、経理部門にいた。
人事異動の回覧で、彼が部門異動したことは知っていたが、私のいる本社に来ているのは知らなかった。Ibasyo

理由を聞いたら、「経理的業務を覚える」ために来年の5月までこちらにいるのだそうだ。
部門異動の話もびっくりしたが、彼は元々印刷技術系のスタッフ。
今から20年も前に、現在私の上司である本部長と、私と彼と3人で、アメリカにDTPの研修ツアーに行ったことがある。

当時、私は制作会社のディレクター、本部長は転職入社したばかり。
3人の中で彼だけがプロパーであり、国立大学は出ているし、関東部門の技術系スタッフの中心で、これからもリーダー的にポジションで仕事をするのだろうと思っていた。
その後、紆余曲折がお互いにあって、彼は印刷現場の管理職になり、そして今回の部門異動だ。
しかも全く畑違いの業種への・・・・。

前回話題にした私の部下も、その頃、社内ではマルチメディア(今では死語ですが)部門に特化していたスタッフだったが、今は前回書いたとおりの状況となっている。
そんな彼らを、役職者定年とか定年退職とか、年金もらうまであと何年なんて思っている年頃の私から見ると、こういうことを思う。

「ちゃんと自分の居場所を作っておくことは大切なのだなぁ」

この「居場所」は、企業にいる場合難しく、自分がやりたいことだけでは成立しない(これは、私の部下の場合の失敗例)。
市場や時代や会社の変化の中で、常に「必要とされる」能力を身に付け続けなければならない。

特にこれからは、私がサラリーマンとして働いてきた時代より、何十倍も速く変化し続ける時代だ。
だから、早ければ30代前半に、自分の「居場所」を見失うものも出てくる(もう、出ているけれど)。

そして40代後半からは、本格的に「居場所」がなくなり、社内のさまざまな部署を彷徨い歩くようになってしまう。
そんな光景を、ここ2~3年社内で目にする。

おかげで、今のところ私は「居場所」を確保できていると思っている。
それは、企業人ではあるけれど「デザイナー・ディレクターであるべき感覚」を無くさなかったことが大きいのかもしれないと、最近感じている。

そんな「居場所」というか「根っこ」みたいな部分は、これからもずっと持ち続けていたいものだ。

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