« 耳で聞いた漢字と最高学府 | トップページ | ネットとテレビ番組の関係 »

2014年3月17日 (月)

古きに学ぶ責任論

前回に引き続き、オールドタイプの愚痴を。

「メールしました」
「連絡しました」
「伝えてあります」

ウチの部署では毎週月曜日に、当番制で朝礼を行う。
先日、あるスタッフが上記に挙げたようなままでは、ミスが起きやすいので、ちゃんと確認すべきだという発言をした。

いつもは当番の発言で基本的には終わるのだが、この時は少しフォローした。
それは広告代理店に勤めていた時に、毎朝唱和されていた「責任三カ条」についてだ。
この「責任三カ条」、かの有名な電通の鬼十訓の後、社員に配布した指針らしいが、代理店で唱和している頃には、あまり思わなかったが、年齢とともに「その通り」と思うようになった。

【責任三か条! その1】
命令、復命、連絡、報告はその結果を確認し、その効果を把握するまでは、それを為した者の責任である。
その限度内における責任は断じて回避できない。

【責任三か条! その2】
一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないのならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。
一を聞いて十を誤る如きものは百害あって一利もない。正に組織活動のガンである。削減せらるべきである。

【責任三か条! その3】
われわれにとっては形式的な責任論はもはや一片の価値もない。われわれの仕事は突けば火を噴くのだ。
われわれはその日その日に命をかけている。

このうちの「その1」「その3」を読めば、最初に挙げた「メールしました」「連絡しました」「伝えてあります」という言葉が、何の責任も果たしていないことが良く分かる。

振返って、当社にも社訓があり、毎月の全体朝礼で唱和する。
そこには、その企業の理念に近い想いが込められていると、最近は思うのだが、先の「責任三カ条」「社訓」などに、しみじみ感じ入るのは、やはり年齢と経験が思わせるのだろうか?

あんなに「へっ」と思って、斜めから世の中を見ていた10代20代だった私でも、そんなことを思う今日この頃である。

|

« 耳で聞いた漢字と最高学府 | トップページ | ネットとテレビ番組の関係 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 耳で聞いた漢字と最高学府 | トップページ | ネットとテレビ番組の関係 »