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2014年2月24日 (月)

パワーゲームが好きな才能

このブログの初期の頃には、良く会社の(正確には上司の)愚痴を書いた。
ある時期から上司の振る舞いを「お客だと思おう」と考えるようになったら、一貫性のない命令や叱責が、あまり気にならなくなった。
どの世界でも「お客さんは、我がままで独断的」だから。Powergame

それでも、この年度末になると「こんなので良いのかなぁ」と思う。
同じクリエイター出身の副部長は、私よりさらに立ち回りが下手なタイプなので、右往左往しているが、見ていてとても気の毒だ。

我が組織は、ほぼ固まってきたが、概ねどの会社も年明けくらいから、来期の体制や予算を各部署が案を提出し、調整し、役員会承認されていく。
毎週行われる我が組織のミーティングでも、年末からずっとこの話が続くのだが、私の上の副本部長・本部長の話を聞きながら
「これはパワーゲームなんだなぁ。こういうことが好きな人が出世するんだなぁ」
と眺めている。

若い頃からの私の友人や元奥さんには
「あんたは会社勤めには向いてないね?」
と言われてきた。
言われなくてもわかっているけれど、フリーになるタイミングが合わなかったし、今は企業にいないとクリエイターと言えども「単なる下請け作業」的になっているから、ずっと会社勤めを続けている。

もしも私が、例えば商社のような企業にいたら、こんなパワーゲーム状態は耐えられない。
「組織人だけれど、クリエイターの気持ちが最後の拠り所」
そう思って勤めているから、何とか耐えられている。

基本的に「クリエイター」はパワーゲームが嫌いだ。
そりゃそうだ。
出世とか主導権とか派閥とか、そんなことじゃないステージで
「自分のクリエイティブ力」
に興味がある奴が、ずっとクリエイターを続けられる理由だからだ。

いずれにしろ、毎年この時期にパワーゲームに熱中できる人種は、間違いなく企業の中で出世できる才能があると思いながら、打合せに参加している。

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