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2011年6月13日 (月)

報道とバラエティの違い

仕事柄、会社で購読している雑誌で「宣伝会議」がある。
東日本大震災前は、スマートメディアやソーシャルメディア、タイアップのキャペーン広告などの特集記事の繰り返しばかりで、ちょっとつまらなかった。
ところが、震災後は「どう情報が流れたか?」というこの雑誌らしい独自の視点の記事になり、ここのところ面白い。

Houdobaraethi

その最新の6月1日号が、先日会社に届き、その中の記事を見た。
なかでも「震災で明らかになったメディアの特性と信頼度」というタイトルの記事は面白かった。

このアンケートの結果で一番面白かったのが、震災後の「信頼度」の上下についてだ。
震災後「信頼度が上昇した」のは「NHKの情報」が1位。そして「信頼度が低下した」が、政府・自治体に次いで「民放の情報」が2位になっている点だ。

今回の震災発生後、記録として載せていた私のブログ記事の中にも、何度か「テレビ情報の欠点」を書いたが、やっぱり私だけでなく多くの人が「民放」に対して同じような思いをしていたのだと思った。

震災後、2~3ヶ月経過して、NHKは、やはり独自の調査で様々な角度からこの震災を分析し始めた。
「巨大津波 “いのち”をどう守るのか」
「シリーズ 原発危機 第1回事故はなぜ深刻化したのか」

など見たが、非常に面白く興味深く、多くの問題点や課題点が分かる番組だった。
これからも震災検証のスペシャルは続くようで、楽しみである。

それに引き替え「民放」の貧弱なこと。
先の「宣伝会議」の記事では「このアンケート結果について、厳しく自己評価する必要がある」と書いているが、どうもそれは期待できそうにない。
「あっ」という間に、通常番組に戻り、NHKのような「検証番組」もなく、流すニュースも通り一遍。

あの震災の時に「ちゃんとニュースを読める女子アナがいない」と週刊誌に酷評されていたが、まさしくその通りで、「民放」は報道機関ではなく、単なる「情報垂れ流し組織」となっていたことが、わかってしまった。
これも「報道」「バラエティ」をちゃんと区別し、その違いを認識して組織運営してこなかった結果なのではないかと、「宣伝会議」を読みながら思ったのである。

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