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2011年2月14日 (月)

政治をダメにしたのはマスメディアか?

意識しているからだろうが、ある事に疑問や問題点を感じていると、それに関連した内容のテレビや新聞の情報が目に留まる。
今回も同じだが、そんな中ある事を知った。

私たちが現在、日常で見聞きする「政治」の情報のほとんどは「政局」であり、本来の「政治的」情報ではない・・・ということだ。

【政局】
ある時点における政治の動向、政界の情勢
【政治】
ある社会の対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会の意思決定を行い、これを実現する作用

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こう説明されると、ここ数年のテレビを中心とした報道は、上で言う「政局」的な内容が多い気がする。
実は、この話は1月中旬に放送した「そこまで言って委員会」で言われていた事だ(三宅さんと田原さんの爺同士の怒鳴り合いが面白かった)。
私たちから見れば、テレビ番組自体が「報道機関」と感じているのだが、そのテレビ自体がこういう発言を流すと言うことは、少なからずそんな意識が報道側にもある証拠なのだろう。

近年の長期政権で人気のあった小泉総理は、今から思えばこの「政治」「政局」をうまく摺り替えて来たんじゃないかと思える。
例えば「郵政改革」
本来はじっくりと「政治」的検討を行うべき重要な事柄だったのに「イエスか、ノーか」と叫び、「刺客」なる候補者を生み、完全に「政局」という局面で進めていった感じだ。

あの時は、完全に「小泉劇場」に乗せられ、その反動からか国家リーダーたる首相が毎年変わる変な国になってしまったが、その責任の一端はマスメディアにあるのではないか?
「小泉劇場」の特徴は「ワンセンテンスで言い切る」分かり易さだったけれど、本来「政治」的情報は、いろんな側面を持っているため「ワンセンテンス」で言い切る事が難しい(と思う)。

だから報道する側も「分かり易い政局」の話をさも「政治」の話として伝えるようになったのじゃないかなぁと、ここのところの政治的なニュースを見ていて思う。

先の「そこまで言って委員会」では、「報道内容が通り一遍で、どこも同じだ」という事も話題になり、三宅さんは
「そんなことありません。各社の新聞をチャンと読めば、各々違う事が書いてある」
と叫んでおられた。

でも、三宅さんのようにお仕事として政治を見る人はともかく、国民の大半は新聞は1誌読むのがせいいっぱい、あとはテレビの簡単な報道を流し見にするのが通常の状態じゃないだろうか?

もちろん、政治がダメになっていったのは張本人の政治家の責任は大きいけれど、その一端をマスメディアも担いでいないか?
真摯に自問自答する番組があってもいいんじゃないだろうか?

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