« 良き友人のこと | トップページ | Favorites53 ハーブ・アルバート »

2009年7月17日 (金)

認知症のこと、介護のこと、マンションのこと

いつもながら変なタイトルだが、今回は特にそうだ。
というか、うまくタイトルが出来なかったので、関連する用語を並べた。

私の住んでいるマンションは小さい。
だからすぐに「理事」などの役割が回って来る。
「理事長」をやった時には「マンション理事長奮闘記」としてブログに載せたし、その後もちょくちょく話題にも出している。

そのマンションの1階におそらく「認知症」と思われるお年寄りの女性がいる。
1〜2回見かけたが、かなり足腰も弱っているように見えた。
Ninti
その女性は一人暮らしでなく、これも想像だが息子さんが同居している。
息子さんと言っても、私よりかなり年上だし、生活を見ているとすでに年金受給者なのではないかと思う。

だから、このかなり高齢な息子さんは、認知症の母親を1人で面倒見ていることになる。
話したことがないので、まったく想像ばかりですが。

そしてたまに認知症の母親を怒鳴る声が聞こえる。
特に今の季節、窓を開けているので、よく聞こえて来る。
私は3階に住み、その家族は1階。
時に、窓を開けていなくても、その怒鳴り声が聞こえて来るから、「声の大きさ」はかなり大声だ。

そうなるとかなり近所迷惑となる。
実際に、隣の子供がいる夫婦は文句を言ったようだし、解決できないみたいなので、昨年の夏頃からマンションを「売り」に出していて、つい最近引っ越してしまった。
余談だが、このマンションを購入する時、1階の部屋も同じ価格で出ていて、一緒に見学したことがある。
不動産屋は「庭があって良いですよ」と薦めたが、「手入れ」が大変なことを知っていたので、断わって3階の今の部屋を契約した。

だから幸い私自身は、スゴイ被害を受けているわけじゃない。
でも、朝方などたまに怒鳴り声が聞こえて来る。認知症の人は時間感覚がないからだろう。

その怒鳴り声を耳にしながら「うるさいな〜〜」と思いつつ
「年金受給者の息子が1人で面倒見ている」現実が本当に良いのかと思う。
たまに1週間くらい居ない時があるので、もしかすると短期で施設にお世話になっているかもしれないが、それだって費用が掛かるだろう。

「怒鳴って」母親を面倒見ている息子。
多分「状況があまり分かっていない」母親。
たぶん、施設に入居した方が良いだろうけれど、費用の問題もあるだろう。

「うるさい!」と文句言ったり、理事会で問題として取り上げるのは簡単だが、おそらく「良い解決方法」はなかなか見つからないだろう。
日本の「介護問題」は、結構身近なところにある。

|

« 良き友人のこと | トップページ | Favorites53 ハーブ・アルバート »

コメント

揚巻さん、こばちさん、コメントありがとう。
(二人一緒のコメント返し、ごめんなさい)

普段はこういう話題って、余程親しい間柄でないと出ないんですが、少し話すと「うちも」みたいな話を聞きます。
こばちさんの戸建て住宅の場合でも、ウチや揚巻さんのようなマンションの場合でも、「その家庭」だけでは解決出来ない問題だと、感じています。

この1階の親子のことを良く知らないので、この記事だけだと息子が母親を虐待のように感じられるかもしれません。
けれど、一度見かけたのは、足腰が弱っている母親を、何とか歩かせようと励ましている息子という姿もあるのです。

このマンションに移った時に、こういう問題が発生するとは思わなかったけれど、小さなマンションだから、すぐに役員が回ってくる。
そんな時に、少しで何かの解決が出来ればな〜と思っています。

投稿: nobulog | 2009年7月19日 (日) 21時32分

主人の両親と同居しているこばちにとっては、マンションではないけれど人事ではない話題です・・・
この春、大姑を送りました。といっても、私は何をしたわけでもなく、介護は全てお義母さんにまかせっきりでした。
ヘルパー2級を持つ義母ですが、年齢的には老老介護。
体力的に大変だったと思います。

「まだね、姑だから面倒見れるのよ。自分の親ならとても見られない」

ぼそりとお義母さんが言ったことがあります。
親が老いていくのは、いろんな意味で大変なことです。

投稿: こばち♪ | 2009年7月19日 (日) 20時56分

なんだか切ないお話ですね。
「老々介護」の実態でしょうね。
実家の場合「夫婦」ですが「老々介護」です。
でも、姉が月に何度か母を外へ出してあげるようにしています。
私は週に一度は、母と電話で一時間ほど話をします。(一方的に母のマシンガントークですが…苦笑)
ひとりでの介護は想像以上にきついと思います。

ちょっと長くなりますが参考になれば…

家のマンションは、築33年?ほどになりますから、高齢者マンションのようになっています。
「老々介護」「独居」もありますから、少しでも助け合えるように、去年から理事会で「福祉委員会」を立ち上げ、「プラチナ会」(いわゆる「老人会」)を作り、ゆるやかな交流を深めています。

家のマンションは理事会の中で「環境委員会」「修繕委員会」「広報」の三つを作っていました。
「福祉委員会」が出来た背景には「理事会に高齢者が参加」(理事の半数以上が70歳以上)したことが挙げられます。
自分たちの問題として考えた成果ですよね。
若者や中年では思いつかなかったかも。

それに「理事会」は「自治会」の機能を持っていませんから、「持たせた」のがすばらしい。


理事はどこのマンションも同じようになり手が難しいと思います。
家の場合も同じで、中年メンバーに依存している形でしたが無理が出て来ていました。だって高齢者の方が多いんですから。

でも、輪番制でもなく、5年先まで各階からの理事を決めることができました。
かなりの体力気力時間を使いましたが、理事長としてはその年度の一番大きな課題をクリア出来たのではないかと。

80歳のおばあちゃまが「5年先は死んじゃってるかもしれないから来年やるわ」と笑いながら発言して下さったり、耳が良く聞こえないというおじいちゃまも、実際理事会で生き生きと活動されていらっしゃるのを見ると大正解だったかも?と思っています。
高齢者は知識も智恵も持っていますものね。


でも、マンション全体には参考になる事あるかもしれないけど
nobulogさんちの1階の方には通用しない内容ですよね。

そちらの福祉課や民生委員は今でも独居しか訪問しないのかなぁ?
マンションの住人では解決出来ない気がして…
マンションエリアの民生委員に相談するってのはダメ?

長くてごめんね。気になって…

投稿: 揚巻 | 2009年7月17日 (金) 18時46分

nonnonさん、コメントありがとう。

「介護」のことって、問題が複雑です。
この記事に出て来る引っ越した隣の人も、最初は注意してたみたいだけれど、結局諦めたみたいだからね?
マンションの新しい問題になりつつあるのかもしれないです。
先日、ウチのマンションにもやっと手すりが付いたのですが、現状はもっともっと進んでしまっています。

投稿: nobulog | 2009年7月17日 (金) 13時31分

深刻な問題ですよね。介護する方もされる方も辛い。
うちのマンションも、そのうち、そういう問題が
出てくると思います。管理組合として、とりあえず
できることは、バリアフリー化、手摺の設置位ですが、
何かの配慮、形で、介護支援ができたら、と思いますが・・・。

投稿: nonnon | 2009年7月17日 (金) 10時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 良き友人のこと | トップページ | Favorites53 ハーブ・アルバート »