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2009年3月 9日 (月)

明日への遺言

いつもようのWOWOWで見た映画の話である。
録画してからずっと見ていなかったが、やっと先日見る事が出来た。
Asuheno
ある意味
「法廷映画」
そして
「戦争犯罪」
について考えさせられる映画である。

その舞台となったのが、私の今住んでいる地域に対する「無差別空爆」だったから、特に興味をひかれた。

映画の冒頭で
「軍事施設以外への爆撃は違法である」
という国際ルールについて簡単に紹介される。
これがこの映画の「芯」の課題になるからだが、このことについて、ずっと考えさせられながら映画を見た。

一般市民を巻き添えにする「無差別爆撃」が「違法」ならば「ヒロシマ・ナガサキ」はどうなんだ?
そう思って見ていると、やはりその話題も法廷で出された。
もちろん、その話題は映画ストーリーの「戦争犯罪人の裁判」と異なるため追求される事はなかったけれど、「心の中」にはずっと染み渡った。

東京大空襲
大都市無差別空襲
そして原爆使用

これらは、戦勝国の理屈から言わせると
「早期の戦争終結に役立った」
のだそうだが、でも「違法」なのである。

そもそも「戦争」に「法律論」があるのは、感覚として不思議だ。
大量に人を殺しておいて
「適法/違法」
なんて変だとは思う。
思うが、例え「戦争状態」であっても「遵守性」を持って戦争をしていたかなんていうのは、「平和な状態」になって初めて語る事が出来るのだろう。
(これは映画の中で岡田中将が弁論するが)

静かで、でも心の中に何かが残って、ちゃんと考えないといけないテーマがこの映画にはある気がする。
毎日、忙しく働いていると、こんな映画を見る気持ちになれないけれど、時には「じっくり」こんな映画を見る事も大切なのだと、今回は教えられた気がする。

そうそう余談だが、この映画で検事役で出演した「フレッド・マックィーン」という人がいる。
この人の表情が、時に「スティーブ・マックイーン」にそっくりだったため「息子なのか?」と調べてしまった。
結果、そうであるともそうでないとも分からないらしいが、しかし表情は「ゾクッ」とするほど似ている瞬間があったことは確かだった。

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