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2008年10月 7日 (火)

「復讐するは我にあり」緒形拳 逝去

このブログを開設したのが2006年の1月だった。
あれから何人の方かが亡くなり、私の好きな方が逝去されるたびに、ブログに取り上げてきた。
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朝起きて、いつものようにテレビを点けたら、いきなりこのニュースに出会った。

びっくりした。
病気のニュースも聞いてない。
何より、つい最近テレビに出てた気がする。

そんなことを思って見ていると、フジテレビのドラマを撮り終えたばかりだと紹介され、本当に急死なのだと実感した。

日本映画が低迷した70年後半から80年代に、海外での面白い「日本映画」の評価を雑誌で読んだことがある。

日本映画は「高倉健」と「緒形拳」の二人のケンが交代で映画に出ている

本当にこの言葉通りに話題になる映画は、いつもこの2名の主役だった記憶がある。
そんな中で、私にとって印象深いのは
「復讐するは我にあり」と「必殺仕掛人」だった。

「復讐するは我にあり」は同じ頃公開された「鬼畜」と並ぶ緒形拳のスゴさを感じさせてくれる映画だ。
なにより顔つきがスゴい。
メイキャップのせいもあるのだろうが、「狂気」の顔つきの怖さをリアルに見せてくれた映画だった。
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もう一つの「必殺仕掛人」はお馴染みのテレビシリーズ。
この原作を読んでいた頃に「良いことをしながら悪いことを」という記事を書いたが、実はあの原作に出てくる「藤枝梅安」は、緒形拳とイメージは違う。

「雲をつくような大男」の梅安なのだが、テレビの仕掛人シリーズの影響が決定的だったせいか、文庫本の表紙には「緒形拳の梅安」がデザインされていた。

彼が最も露出度が高かった頃、小川 眞由美さんという妖艶な女優さんも活躍しており、「復讐するは我にあり」では、その人との濡れ場もとても印象深いシーンだった。

当然、「必殺仕掛人」の梅安でもテレビで放映できる程度の濡れ場があったが、不思議なことに緒形拳の濡れ場は、妙なリアル感があった(気がする・・・若かったから確信は持てない)。

忘れていたわけじゃなかったけれど、この人の「復讐するは我にあり」はFavoritesシリーズに入れても良かったくらい好きな映画だった。

合掌

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コメント

「復讐するは我にあり」、と「鬼畜」、共に‘人間の怖い部分’が表現されてて、忘れられない映画ですよね。ワタシは「鬼畜」の子供、お兄ちゃんの淡々とした演技にも参りました。緒方健も、
女に溺れる、気弱な男の役、フクザツな表情・・・さすが名優ですよね。味のある俳優さんが亡くなるのは寂しいですね。

投稿: nonnon | 2008年10月 7日 (火) 09時30分

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