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2008年8月 8日 (金)

国の根っこ

日曜には割と見ている番組で「そこまで言って委員会」がある。
このブログでも何度か話題に出てくるが、今回はまたしても、その番組がきっかけの話題。

先日の放送は「櫻井よしこ」が出演して、面白かった。
日本テレビのニュースキャスターだった頃から有名な人だが、あの口調と笑顔でいながら、けっこう鋭い発言をする。

最初は「日本vs中国」と言う話からだったが、そのうちに「日本という国家とは」という話になり、櫻井さんは、「戦後、日本は国家でなくなった」と言った。
言葉通り受け取ると、かなり過激な発言だが、自分としては、ちょっと考えさせられた。
Kenpou
ここで、まったく違う話になる。
昨年から私の部下になった女性がいる(彼女も数度、このブログの話題にさせてもらった)。
彼女は、アメリカに半年いたり海外にも旅行に行ったりしている経験の持ち主だ。

その彼女が、海外に行って最も恥ずかしかったのは「自分の国の歴史を知らない事だった」と話してくれた事だった。
海外の友人はこういうのだそうだ。
「自分の国が、どんな歴史を経てきているのかを知らないなんて、信じられない」

その話と「そこまで言って委員会」の話題がリンクして、思った。
私たち昭和30年代に生まれたものは、最も「日本はいけない事をやった国」として教育されてきて、「戦争」は「何があってもやってはいけない国」と教え込まれた世代だと思う。

そんな世代でさえ、ここのところの日本と外国の付き合い方と見ていると、何だか「不満」を感じる。
そうすると「平和憲法」と言って「戦争を放棄した素晴らしい憲法だ」と教え込まれてきた今の憲法にも「疑問符」が付いてくる。
まぁ、この疑問符は実は20代に感じていて、一度どのようにして「憲法」が出来たかを本で読んだ事があるのだが・・・・・

読みかじりの知識なので、今の「日本国憲法」の是非を、この場で偉そうには語れないけれど、少なくとも、自分の国の根っこになる「憲法」のことを知らない事だけは確かな気がした。

このブログで良く話題にするように、私は日本的なものに興味がある方だ。
そして司馬遼太郎など、結構歴史的な読み物を読んできた方だ。
もしかすると、一般的な人より、ほんの少しだけ「国の歴史」について、興味もあるし、知っているかもしれない。

なのに、やっぱり「国の根っこ」は知らない気がする。
そして政治家も、「国を運営」する気もなさそうである。
ある意味、アメリカの「国の根っこを考えない民衆づくり」という実験は成功したのかもしれないと、ちょっと恐ろしい感覚を持った。

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コメント

確かに歴史は大切ですよね。人が亡くなった時、日本人は仏教で弔う家が多いですが、その仏教も中国から伝わってきたもの。遡れば、神道、ヤマトタケルノミコト。いや、縄文人・・・猿人?
「日本人」とは何ぞや?
戦争に関しても、連合軍が終戦後、日本が共産化することを怖れて、天皇を残し、平和憲法を作って‘与えてくれた’のは事実らしい。(立ち会ったわけではありませんが)映画「プライド」で、
東条英機が、「私に罪があるとすれば、戦争に負けたことです。」と語っているのが印象深いです。‘平和憲法を守りましょう。’という人達は
その方が今の日本人に都合が良い、と判断しているからだと思います。どこかの国が攻めてきて、‘平和を守る’為に戦争をしなくてはならなくなったら、やっぱり闘わざるを得なくなるのでは。でも核の時代ですから、地球が無くなるかもしれませんよね。

投稿: nonnon | 2008年8月 8日 (金) 17時52分

『異文化を取り入れ自国の文化に昇華させて来た古人の歴史を知る事が、自国を愛し育む心を育てると私は思うし愛国心は政治に関心を持つ第一歩になり国民が動かす国創りの根幹と成り得ると思います。』
これは私のブログ記事の抜粋ですが、歴史教育は国の将来を思えば必須課題ですね。

投稿: | 2008年8月 8日 (金) 12時04分

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