50歳代に頼るなんて
久しぶりに会社の話題。
昨年の秋から「デザイン課」を指導する事になった。
それまでの経緯などは長いし、ややこしいので細かく説明しないが、このブログでは昨年の秋から、ちょくちょく話題にしている。
デザイン業務というのは、実は非常に「お金に換算」しにくい。
普通の編集ならA4を1ページ数千円単位での制作費になるが、デザインだとページ2〜3万円になる。
そりゃ「創造性」が付加価値としてあるから、それだけ高いものなのだが、1回で顧客側のチェックがOKになるわけじゃないので、結構手間ひまが掛かる。
そうなると必然的に「売上の伸び悩み」が出てくる。
我が部の「デザイン課」はまさにその通りで、昨年度などは毎月数百万円単位の赤字を出している。
その都度、厳しく指導し、チーム編成も変更し、最終的には今年度から個人的に「ノルマ」を与えた。
それでも4〜6月は「赤字」なのである。
もちろん、少しずつ効果は出てきており、さすがに数百万円単位の赤字ではなくなってきているが、「黒字」にはならない。
原因はいろいろある。
いっぱしのデザイナーがいないのが一番の原因。
一般の人は「デザインは感性で創るもの」と思っているが、実は違う。
例えば冊子の表紙デザインなんかは「感覚」が占める部分が非常に多いが、「本文」という中の文章や写真なんかが配置してあるデザインは「組版ルール」という知識に基づいた「創作性」が必要となる。
この初歩的な感覚が身に付いていないデザイナーばかりが10人もいるのが今の我が部の「デザイン課」なのである。
50歳代の私から見れば、「見習い」ばっかりの集団のわけだ。
もちろんその10人の中には40歳代の課長も、30代半ばの係長もいる。
それでも、デザインスピリッツは盛り上がってこない。
この「赤字状態」についに、我が部長が
「お前が毎朝行って、1日の作業スケジュールを確認しろ」
と言い出した。
また「負荷が増える」とは思ったが、とにかく「赤字」では何も言えない。
で、先週からやり始めた。
やって思ったが、まったく自分たちで「時間コントロール」出来ていないかが分かる。
そして「課長」が管理出来ていないかも分かる。
いちいち「これは、こうして準備して、午後から作業をこうしろ」と指示しなくちゃいけない。
そんなことは、私は先輩から言われなくて、自分で考えてしたものだが、それにしても「見ていない課長」にも飽きれてしまった。
まもなく私は51歳。
30〜40代の私だったら「50歳超えて、現役じゃない人に何がわかるもんか!」と思うのだが、今の課員はすごく素直に聞いている。
情けないやら、悲しいやら。
副部長という管理職になっている50代に頼るデザイナーなんて、見込みない集団だなぁ〜〜〜と思いながら毎朝ミーティングに出ている。
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コメント
う〜〜〜ん。
ただね〜〜こちらの想いは多分伝わってないんだよね?
「うるさいな〜〜」
とか
「こわいな〜〜〜」
とか、そう思っているだけのような気がして。
それにあまり言い過ぎると今の時代って、「心の弱い人」が多いので、それも気にしないといけないし・・・・。
ある意味「面倒くさい時代」です。
投稿: nobulog | 2008年7月 9日 (水) 17時10分
意外と若い人ばかりじゃないんですね。指示しなきと出来ない人達。。。
私も仕事はまったく違うけれど、年配の方でも
「はぁ~?」って思うことあります。
いままでどうやって世の中渡ってきたのかなってね。苦労もなく流れにまかせてどんぶらこと流れてきちゃったんでしょうか?
だから、何も考えなくても回りが手を差し伸べてくれる、みたいな感じで。
自分の判断力がない人が年齢問わず多い気がするんですが。
また、余計なお仕事?増えちゃいましたね
デザインやレイアウトって、こちらからすると
雑誌とかでも読みやすい、読みにくいってありますね。それにはレイアウトは大事だと思います。
きっと、難しいお仕事なんでしょうが、50歳を頼らない後輩が早く出現して、黒字に転じることを願うばかりです。
投稿: リーフ | 2008年7月 9日 (水) 16時43分