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2008年4月30日 (水)

聖火リレーが悲しい

ちょっと時間が経ったけれど、長野で行なわれた聖火リレーの話題。

土曜日だったし、話題にもなったいたので、テレビ各局が中継をしていた。
中国側の応援と反中国側の怒号と、テレビで見る限り「騒然」としたリレーだった。

悲しかった。
同じ人間が、同じ大陸の民族が、同じアジアの人種が、互いを責め、互いをけなし、互いを否定する。
Seika
「誰のための聖火リレーか?」
という視点はもちろんだけれど、それよりも「人間」と「人間」の「悪意に満ちたぶつかり合い」が悲しかった。

「悪意に満ちたエネルギー」を道路の両端から浴びながら(まさに浴びながらと言う感じだった)、100人の警察に守られて聖火が進む。
「人間」にマイナスのエネルギーを、とことん見せてもらった気がした。

今までだって、こういう「人間同士」のぶつかり合いは、テレビで何度も見た。

まだ小学生だったけれど、学生運動の頃。
成田闘争の頃。
中国では天安門事件。

でもこれらの多くは「民衆対国家権力」のぶつかり合いだと思って見ていた。
だから、「反権力」に肩入れする私は、思想的なことは分かっていないけれど、何となく「民衆側」を味方してみていた。

でも、今回は違う。
「人間対人間」のぶつかり合いだった。
日本は「宗教戦争」がない(あるかもしれないけれど、公になっていない)。
だから、イランやイラクなどの戦争を「何となく」しか分かっていないけれど、きっとこの「人間対人間」のぶつかるエネルギーが、もっともっと増大されたものなのだろう。

そんな悲しいリレーを見たあと、トップランナーの星野氏はインタビューに答えてこう言った。
「騒ぎなんてなかった。そんなものは、マスコミが率先して取り上げただけのことだ」

もしかすると、もっと他のことも言っていたかもしれないけれど、テレビで流されたのは、このコメント。
このコメント、なんか「無責任だな〜〜〜」と思ってしまった。

「何が?」
と聞かれると答えられないけれど、いわゆる「公人」に近い立場で、しかも「スタート」で走って、しかも「北京」の野球監督でもある人が
「マスコミが・・・・」
って一面的な言い方で切っちゃうのはどうかなと思う。

オリンピックに参加する人間として、聖火リレーに参加した人間として、「責任ある」コメントが欲しかったな・・・・。

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コメント

神聖な聖火だと私は思うので今回こんなに大騒ぎになって悲しい。色々な問題はあるのだろうが、ここまで騒いで報道してる聖火って見たことがない気がする。
この大切な炎を守って4年に一度しかないオリンピック(ここでも何かありそうな予感)無事終わらせてほしい、選手達のことは考えてくれてるのかと心配になる。

星野さんはそんな人ごとのようなことを言ったのですか?(ちょっと知らなくて)
代表格で今回行かれるのに無責任だと思いますよ。
ただのなんかのお祭りと勘違いはしていなにだろうか?

政治(あまりわからないのですが)と同じで、代表者はもっとしっかりしてくれ~~!て、言いたい。

投稿: リーフ | 2008年4月30日 (水) 09時29分

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