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2007年11月26日 (月)

点と線 雑感その1

3連休中、ちょっと体調不良もあって、ずっと家にいた。
「見るぞ!」
と気合いを入れたわけでなく、見始めた気になって、そのまま見てしまった。
しかも2夜連続と言うドラマだ。
基本的に、こういうオールスタードラマは面白くなくなるのだけれど、そうでもなかった。
しかも原作とは違う視点で、たけし演じる「老刑事の執念」にスポットを当てて、それなりに引き込まれるドラマだった。
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「点と線」
小説を読んだのは、遥か昔、中学生か高校生だったと思う。
松本清張は、その頃少しハマって読んでいたが、多分最初に読んだ作品だと思う。
松本清張で推理小説にハマり、一時期外国物を読んだけれど、どうしても登場人物の名前が覚えられず、その後「金田一耕助」シリーズを読んだ記憶がある。

「点と線」の原作の醍醐味は、ドラマでもピックアップされていた
「4分間の発見」
だった。ただウロ覚えの記憶だと、あの発見は、ドラマのように初期段階で割と簡単に発見されなかった気がする。
読みながら「すごい!」と思った覚えがあるからだ。

ドラマを見てて、戦後間もない時代を背景に少し無理を感じてしまった。
私の世代は、親がリアルに戦争体験をしているので、その話を聞いて育っているから、まだ想像がつく。
しかし、今はまったく想像がつかない視聴者の方が多いわけで、原作に忠実にあろうとしているのは分かるけれど、「どうなんだろう?」と思いながら見ていた。

それに、これもウロ覚えの記憶だけれど、病気の妻の唯一の楽しみが
「時刻表を眺めながらの、空想の旅」
だったはずだ。

空想しながら時刻表を捲り、そんな生活の中で発見する「4分間の空白」は、物悲しさを原作では描いていた。
そして、その切ない病気の妻に同情のような感情を刑事が抱いたような記憶がある。

多分、その辺りは大きく脚色したんだろう。
それでも、面白くドラマを見られたのは、原作の質の良さと、たけしの迫力だったのかもしれない。

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