« FavoritesNo.15 「うめ版」梅 佳代 | トップページ | 言葉に踊らされるな »

2007年9月 4日 (火)

本物の感動

ちょっと遅れたけれど、世界陸上の話題。
最終日の土佐礼子さんの執念の激走、感動でした。

近年テレビで見せられる「作り物の感動」にはない、本物を見させてもらいました。
やっぱり常人には出来ないギリギリの限界に、いや限界を超えたところの挑戦に、琴線を震わさせられたのは、日本人だからだろうか?

土佐さんのあの激走に比べれば、例えば24時間テレビの欽ちゃんのマラソン
あれはどちらというと「走らされて」いるわけで、「放送時間に間に合うか?」が競争相手なだけ。
あれで「感動!感動!」と言われてしまうと、もう見るに耐えない安っぽさな訳です。

土佐さんは、とってもオバさん顔で、走るスタイルもあまりカッコ良くない。
同僚の渋井陽子に比べて「華」もなく、トップから1つ2つ下で目立たなかった人です。

Tosa
けれど、あの人の凄さを見たのは、テレビでも言っていた名古屋国際マラソンの逆転の激走です。
あの時は、今回よりも遥かにトップとの差が開き、
「このままズルズルと後退かな〜〜」と思って見ていた。

そしてあとゴールまで数キロになった頃、じわじわと追いついてくる姿がブラウン管に映し出されたのです。
今回は、声は聞こえなかったけれど、名古屋の時には悲鳴に近い呼吸音が放送にも乗り、「悲壮な走り」を見せて、見事トップでゴールした。

その姿を見ていた人は、世界陸上の激走を
「やってくれると思っていた」
と思い見ていたはず。

放送中も、解説の増田明美さんや千葉真子さんの
「すごい!」
「がんばれ!」

の叫びも臨場感があってドキドキさせてもらいました。

相変わらず、織田裕二の
「自分だけ盛り上がり放送」
今回の国内開催でも健在だったけれど、そんなうっとうしいことも吹き飛ばすほどの「凄み」を見せてくれたレースだった。

なんだかんだで会社から帰るとテレビを点けて世界陸上を見ていたこの1週間。
日本人はメダルを取れなかったけれど、土佐さんの悲壮感漂う激走に感動させてもらったことに感謝なのでした。

|

« FavoritesNo.15 「うめ版」梅 佳代 | トップページ | 言葉に踊らされるな »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« FavoritesNo.15 「うめ版」梅 佳代 | トップページ | 言葉に踊らされるな »