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2007年6月26日 (火)

フラガール

またしてもWOWOWで見た映画の話を。

まだDVD化されたばかりだし、公開時に結構話題になった「フラガール」

この話の元は、プロジェクトXでもやっていたし、ハッピーエンドで終わることも分かってみていた「安心」の映画だ。

Fura

そして蒼井優の日本アカデミー助演女優賞や、南海キャンディーズの静ちゃんの出演などの多くの話題も記憶にあった。

見ていてもいわゆるサクセスストーリーの王道で、笑えて少し涙して、最後にはすっきりした気分になる映画で、すごく「感動した」とか「忘れられない映画」というレベルではなかった。

ただし、出演者がそれぞれ印象に残る映画だった。

豊川悦司は、ちょっとミスキャストじゃない?と思えるのだが、その母親役の富司純子はすごかった。
炭坑夫としてはえらくスタイリッシュな豊川悦司に比べ富司純子は、年齢を重ねることと意味を分からせてくれる演技だった。

彼女は若い時の任侠もののイメージが強く、ちょっと冷たさのある美人顔だったけれど、その顔が老けて、芯の強い炭坑で育った母親と言う姿を見事に見せてくれた。

それから、木村早苗役の「徳永えり」
実は名前も知らなかったので、ブログに書こうと思い調べてしまった。
まだそんなに出演作品も多くないようだし、モデル出身とか。
けれど、この映画の中では最も印象に残る子だった。

「世界の中心で愛を叫ぶ」
の時の長澤まさみみたいだった。
あの時も最初は主演の柴咲コウの方が話題は大きかったのに、公開されてヒットしたら長澤まさみの方に話題が移っていった。

今回は、そうでもないみたいだけれど、この徳永えりには、その時と同じような感じを覚えた。
役としては悲しい役所だったけれど
「幸せになってほしいなぁ」
と思いながら見ていたのは、やっぱり彼女の演技や笑顔の影響なんだろう。

そして、この映画で最も感動というかショックだったのが、松雪泰子
正直、あまりインパクトもなく名前は知っていても代表的な作品も浮かばない人だった。
だから、映画がヒットした時にインタビューやイベントに出席している姿をみて違和感を覚えていた。

しかし、今回見てその印象は全く変わった。
実に存在感があって、
「ああ、この役は彼女以外にいないかも」
と思わせるものがあった。

時に、俳優はこういう映画に出会うことがあり、数少ない映画を見た経験でも、そんな作品に出会うこともある。

そういう意味で、「フラガール」は、最初に話題に出た俳優よりも、徳永えりや松雪泰子の素晴らしさを見つけさせてもらった映画だった気がする。

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