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2007年6月14日 (木)

Favoritesなもの No.4

中島みゆきは、20代の頃、最も良く聴いたアーティストだったので、初期の頃のアルバムには思い入れがある。
なので、もう1枚セレクトしてみた。

Miyuki02

1曲目「元気ですか」から2曲目・3曲目の流れは、今聴いても圧巻だ。
けれど、時代的には絶対に合わない。暗いというか情念があるというか・・・・・
でも、当時中島みゆきのテイストは、まさにこのアルバムが表していたと思う。

8曲目「お前の家」は、一生懸命ギターをコピーした。
でも、完コピには至らず、ごまかしてしまっているし、唄いながらのアレンジ弾きは出来ない。

9曲目「世情」は、「3年B組金八先生」の校内暴力のテーマで取り上げられた時に、生徒の逮捕という衝撃的シーンで使われた。
あの時から、この曲は違う意味を持ち始めたけれど、個人的にはコンサートで聴いた時の印象が強い。

当時、中島みゆきはまだ「ギター弾き語り」って感じで、シンプルなステージだった。
その頃、付き合っていた彼女と出かけたのだが、地元の大学だかのコーラス部がバックについて、この曲を盛り上げた時には、鳥肌がたった。

そんないろんな想いがあるが、今でも中島みゆきのこの1枚と言えば、このアルバムを選ぶと思う。

愛していると云ってくれ

1. 「元気ですか」
2. 怜子
3. わかれうた
4. 海鳴り
5. 化粧
6. ミルク32
7. あほう鳥
8. お前の家
9. 世情

お前の家

雨もあがったことだし おまえの家でも ふっとたずねて みたくなった
けれどおまえの家は なんだかどこかが しばらく見ないまに 変わったみたい
前にはとても おまえが聞かなかった 音楽が投げつけるみたいに 鳴り続けていたし
何よりドアをあける おまえがなんだかと 言いかけておまえもね と言われそうで黙り込んだ
昔飼っていた猫は 黒猫じゃなかったね 髪型もそんなじゃ なかったね
それはそれなりに 多分似合ってるんだろうけど なんだか前のほうが と言いかけてとめた
言いだせないことを聞きだせもせずに 二人とも黙って お湯の沸く 青い火をみている
何を飲むかとぽつり お前はたずねる 喫茶店に来てる気は ないさ

ねえ昔よく聴いた あいつの新しいレコードがと わざと明るく きり出したときおまえの涙をみる
ギターはやめたんだ 食っていけないもんな とそれきり火を見ている

部屋の隅には 黒い革靴がひとつ くたびれてお先に と休んでる
お湯のやかんがわめきたてるのを ああと気がついて おまえは 笑ったような顔になる
なにげなくタンスに たてかけたギターを あたしはふと見つめて 思わず思わず 目をそむける
あの頃のおまえのギターは いつでも こんなに磨いては なかったよね

あんまりゆっくりも してはいられないんだ 今度また来るからと おまえの目を見ずに言うと
そうかいつでも 来てくれよと そのときおまえは 昔の顔だった

コートの衿を立てて あたしは仕事場へ向かう 指先も衿もとも 冷たい
今夜はどんなに メイジャーの歌を弾いても しめっぽい音を ギターは出すだろう


世情

世の中はいつも 変わっているから 頑固者だけが 悲しい思いをする
変わらないものを 何かにたとえて その度 崩れちゃ そいつのせいにする

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため

世の中はとても 臆病な猫だから 他愛のない嘘を いつも ついている
包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため

シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため

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