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2007年1月30日 (火)

あるある大事典の本当の罪は?

「あるある大事典」のねつ造問題が、続いている。
番組は打ち切りになり、そのあおりで「スタ☆メン」を2時間やっているようだ。

前から少し書いているように、私の仕事は印刷を中心とした企画・制作ディレクションだ。
だから、いろんな制作物に関わってきている。
そして、それらは
「ウソではないけれど、少しだけ演出してみせる」
という手法を大なり小なり使っている。

ひょんなきっかけで知り合った元NHKのプロデューサーとそんな話をしたことがある。
その時に、その方も
「どんなドキュメンタリーだって、意図があって演出があって、台本があるんだよ」
と言ってみえた。
だから、ほんの少しだけあの番組の制作会社の気持ちがわかるのである。

ただ、全面的には認めない。
以前にある薬剤品メーカーのカレンダープレゼンをした時に、組んでいたコピーライターが「あるある大事典」のHPから、ネタを拾ってきた。
けれど、それを私は却下した。

「相手は薬剤系のメーカー。ちゃんとした背景なり証明出来るものがない限り、プレゼン出来ない」

私たちは、地方のクリエイターなので、ごくたまにしかマス媒体の仕事をしない。
だから、通常は、こういった冷静な判断が出来る。
マス媒体の影響力の怖さを知っているからだ。

ところが、いつもマス媒体の仕事をして、いつも演出していると、それが慣れになり感覚が麻痺していく。
そして、一線を踏み越えてしまって、今回の「ねつ造」になったのだと思う。

決して口に出して説明出来ないけれど、今回の騒動の原因はこんなところだと思う。

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