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2007年1月21日 (日)

自分中心主義


「国家の品格」という本については、以前このブログで触れた。
そして、このブログを開始してから、ちょうど一年経つ。
最初の頃に比べて社会的なニュースを取り上げることが増えている。
きっとこれは特異な事件が多いからだろう。

ただ、私たちはこの特異な事件を、自分とは遠い距離の問題として見ている。
でも、それは本当だろうか?
去年、多く賑わった事件の根本的な部分を覗いてみると
「自分中心主義」
の一言に尽きている気がする(ちょっと極端な言い方だが)。

そしてこの「自分中心主義」は、私たちの日常にもゴロゴロしている。

例えば今日、私の住むマンションの管理組合総会があったが、出席者は4名。
うち1名は遅刻してきて、途中退席。
役員も2名欠席。
順番制の役員も、固辞してやらない人や駐輪場の料金を払わない人。

この根本も「自分中心主義」なのだろう。
今年このマンションに入居して2年目の私が理事長をやらざるを得ないこの現状は、たった14戸のマンションだけれど、今の日本の象徴のようだ。

会社でも、言われたこと以外はやらないか、やらなくちゃならないことを逃げる。
そして住んでいる地域でも、同じことをやっている。
そしてお金を手に入れ、日々が楽しく過ごせれば良いと思っている人たち。

冒頭に書いた「国家の品格」には、そんな人たちは「卑しい存在」とばかりに蔑んでいる。
悲しいかな、今の日本人は恥ずかしく卑しい人が多いのだ。
そして、自分がそうであるとも気づかずに特異な事件を見て生活している。
きっと、その人達の子供の世代には、
「素敵な日本人」
がいたことも知らない、最も悲しむべき世代になっているのかもしれない。

いつか、兄が言っていた。
「近所の煩い頑固ジジイになってやる」と。

その姿は、きっと素敵な「品格ある日本人の姿」だったのだろう。
私も、その道を歩もうとしている。

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