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2006年12月19日 (火)

市川崑と中畑貴志

変なタイトルだけれど、共通するものを感じたので。
2人とも私にとって、ある影響力をもたらしてくれた人だ。

まず市川崑さん。
今30年ぶりのリメイクとかで話題になっている「犬神家の一族」の映画監督だ。Inugami
30年前の映画を見た時と今とでは、日本映画自体のクオリティが違うので、簡単に言ってはいけないが、めちゃくちゃ驚いたのを覚えている。

カット割や一瞬の映像美、そして見ていく時のリズム感。
正直「すごいな〜〜」と感心した。

市川崑さんは、私が若い時にサントリーのCMで知った。
ずいぶん前にこのブログで取り上げたけれど、例の大原麗子「少し愛して、長く愛して」のシリーズのCMを制作した人だ。
だから、それまでの日本映画にないカット割やリズム感が、とても新鮮だった。
その辺りを、取り上げて説明してくれていないメディアは寂しい限りだけれど。

もう1人、中畑貴志さん。
この人も言わずと知れた「コピーライター」の重鎮だ。
「お尻だって洗って欲しい」(TOTO)
「知性の差が顔に出るらしいよ。困ったね。」(新潮文庫)
私くらいの年齢のクリエイターなら誰でも知っている名コピーだ。

実は中畑さんは、宣伝会議に連載している。
これがなかなか面白い。
最新号には、新潮文庫のコピーを最初見た時の担当者の意見が載っていたが、やはり受け入れらなかったようだ(その続きは次号になっているが)。

この2人の共通点は、新しさだ。
私もこの年齢になって思うのが、既成概念を打ち壊すパワーだ。
残念ながら、年齢とともにこのパワーは少なくなるし、既成概念に囚われるようになっていく。

だからだろうか?
今20〜30代の人に、とても期待してしまう。
「え〜〜〜〜!」って思うものを見せて欲しい。

ここ数年残念ながら、そんな驚きに会ったことはないが、今年はCFや広告で「!」と思うものに出会うことが出来た。

現代の「市川崑さん」「中畑貴志さん」みたいな人。
来年は出てきてね?
「!」と驚かせてください。
平凡だけれど、長くクリエイターをやってきている中年のオッサンの希望です。

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