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2006年11月 5日 (日)

北斎の面白さ

NHK-BSでつま恋の総集編が放映されたせいだろうか?
「永遠の嘘をついてくれ」の検索ワードで、アクセスしている人が、この1週間非常に多く、アクセス数も増加している。
これは、「つま恋」コンサートがあった週でもあった現象だけれど、やはり放送メディアの影響力が非常に強い証明でもあり、私の仕事にも役立つことだ。
ただ、アクセスした人には、つまらない内容のブログでがっかりしたと思うので、申し訳なく思っている。

この3連休のイベントとして、とあるデパート系美術館で開催されている「四大浮世絵師展」を見に行ってきた。

写楽・歌麿・北斎・広重4daiukiyoe_1
この4人が「本当に」四大浮世絵師かどうかは分からない。
特に写楽は、何者なのかは未だに不明だし、活躍した期間は1年にも満たない。
ただし、「有名」という点では、間違いないだろう。
私のような「ちょっとだけ好き」ファンなら誰でも知っている4人だからだ。

4人それぞれの特徴が見比べられて、なかなか面白い展示だった。
もう1枚招待券をもらっているし、開催期間も12月まであるので、もう1回くらい出かけようかと思っているくらいっだ。

作品的には、保存状態が良いものだけでなかったので、簡単に「良い」「悪い」と言えない。

こんなことが言えるのは、数年前に同じ美術館で開催された「北斎展」を見たからで、この時の北斎作品の方が、遥かに状態が良かったからだ。

とはいえ、4人の作風や視点の違いは、それぞれ楽しく、どれもじっくりと堪能してきた。

写楽の大首絵の迫力、歌麿の美人画、北斎の躍動感に広重の風景表現。
特に広重の風景表現は写真のトリミングのように計算されている。切手で有名な「月に雁」は今回初めて見て、小さい頃切手少年だった私は、少々感無量だった。

しかし、北斎はやはり異彩だ。
前の「北斎展」でもそうだったが、彼の作品は、一瞬の「シャッター写真」のようだ。
有名な「富嶽三十六景」などにも良く表れているし、「北斎漫画」はその集大成のようだ。

そして、それらを見ていると、江戸時代の人々が動いているように錯覚し、思わず「にやけて」しまっている。

「北斎展」でも、そうだったが、今回の四大浮世絵師展でも北斎の作品の時だけ、「にやにや」して見ている自分がいた。
こんな浮世絵師は他にはいないだろう。北斎の面白さは、作品を生で見るといっそう分かる。

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