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2006年10月23日 (月)

ALWAYS〜三丁目の夕日

非常に遅れていると思うが、この週末に「ALWAYS〜三丁目の夕日」をレンタルDVDで見た。

あの時代をリアルタイムに近い状態だった私には、懐かしい風景が満載だった。Always
オート三輪やミゼットなど、クルマに対する大きな憧れの気持ちを思い出した。

今じゃ信じられないが、排気ガスを「いい匂い」と言って、顔を近づけて嗅いでいたし、それを注意する友人のオバさんをバカにしてたりもした。

話も「昭和」を感じて、見ているこっちの「こうなるといいなぁ」という期待通りの展開で、それでも最後には涙が浮かんでくるのは、良い映画、良い脚本の証拠なんだろう。

けれど、リアルにあの時代を知っている私は、あの時代のマイナス面も知っている。

近所のうわさ話。
とっても貧乏で、ボロボロの家に住んでいる友人。
差別用語に、偏見。

まだまだあるけれど、特に近所のうわさ話はすごかった。
今の時代じゃ信じられないくらいだ。

映画にも出てくるように、隣近所やお向かいさんなど、もう生活は筒抜けなのだ。
それを今の時代は、「良い意味」に捉えているけれど、
いきなりそんな近所付き合いを、今やったら、とってもうっとうしいのだ。

私にしても、若い頃に転職を繰り返した時には、やはり良い目では見てもらえなかった。

どんな事柄でも、素敵な面とダークな面がある。
映画とか物語は、出来るだけダークな面は削って見せてくれている。
その時代を知らない人には、やはり「ダークな面もあるんだよ」と教えておきたくなってしまう。

と、偉そうに書いているが、私は戦争をリアルに知らない。
TVで「コンバット」を見た世代なので、どこかで「かっこいい」と思ったりもしている。
リアルに戦争を体験した人は、年々数が減っているけれど、本当はどんな生活だったんだろうと、最近は実感を持って思う。

いつも空襲があったわけじゃないし、いつも笑ってばかりいたわけじゃないだろう。
本当は、どんな日常だったのか、そんなものを見たり聞いたりしておきたい。
北朝鮮のニュースを見るたびに、そんなことを思う。

映画の感想から、リアル感の話になってしまったが、あの映画を見て、真っ先に思ったことが、こんなことだったのである。

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