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2006年7月18日 (火)

リアル感の問題

今回もなぜか「感覚」の話。
とは言え、今回の感覚は前回のように、芸術性の話でなく、もっと恐ろしい話だ。

先日の日曜には、お決まり通り「そこまで言って委員会」を見た。
あの番組のレギュラー陣は、割と「タカ派」的な人が多い印象だが、今回の北朝鮮ミサイル問題でも、やはり「強硬」的な意見が多かった。

ここで私個人の話を少し。
私の育った田舎は、日教組が強く「超反戦」的な教育を受けた。しかも小学校でだ。夏休みの登校日には、必ず「原爆」や「戦争」の話があり、12月8日の朝には、「真珠湾攻撃」の話があった。
そしてベトナム戦争の最中だったため、いくつかの悲惨な写真や、沖縄からの爆撃機出発の話を、何度も何度も聞かされた。

そんな小学校を出ているので、日本全国全部そう言う教育をされていると、社会人になるまで信じていて、今でも12月8日や8月6日、9日、15日が、何の日か分からないなんて感覚は信じられない。

また私の親の年齢は、リアルタイムに戦争を経験しており、直接戦時中の話を聞いているため、現代の若者に比べ、はるかに戦争の怖さや辛さを知っているつもりでいる。

一時期「沈黙の艦隊」という漫画を楽しみに読んでいた。
今でも全巻コミックを持っているが・・・・・。

その中にこんなセリフがあった。
「檻の中の自由より、血を流した自立を望む」
と言うような意味だったと記憶している(正確には覚えていない・・・いつものことで)

その時には、前述したような「反戦、厭戦」的なイメージを刷り込まれている私としては、そのまま「そうだ!」とは思えなかった。

しかし、今回の北朝鮮ミサイル問題で
「そんなきれいごと言っている場合じゃないかも」
と感じるようになった。2356_c350
戦争をしたいと思わないけれど、きちんと守るべき手段は持っているべきなんじゃないの?それを持っていないのって、国家と言えるのか?と・・・・・

「そこまで言って委員会」で、やはり同様の意見が言われ、違うNHKでは、辻元清美という馬鹿な女性議員が「軍拡につながる」と、リアリティのない意見を言っている。

日本と言う国が、すぐに軍拡に繋がったり、侵略をする国かどうか、国会議員が分かっていないなんて、あり得ない。

私たちも含め、戦争やミサイルを「リアル」に感じていないからこそ、のんびりした議論をしていられるのだろう。
もしももっとリアルに感じていたら、もっともっと戦闘気分に加速が付き、「いったい国は、国民を守る気があるのか!」と意見が大きくなる気がする。

「そこまで言って委員会」で、ざこば師匠が言ってた。
「義理の妹が『危ないからオーストラリアに逃げておいで』と言ってくる」
これこそが、もっともリアルな感覚であると感じた3連休だった。

こんなことをのんびりブログに書いていられる(しかも会社で)こと自体、リアル感のなさでもある。

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