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2006年6月 7日 (水)

目立つことの代償

ここのところマスメディアは、ネタ探しに困らないほど大きなしかもスキャンダラスなニュースが続いている。

長く生きていると、こういう騒動の時の妙な共通点に気づく。
それは渦中の人が、最初はやたら饒舌に語る。いろんな放送局や週刊誌のインタビューに応じる。
そのうち過熱報道になって、よく語っていた渦中の人は「プライバシーの侵害だ!」的に怒り始める。そして、その人は逮捕されたり、騒動の中から姿を消したりする。

今回の秋田小一男児殺人事件もそうだった。
この傾向は、例えば「和歌山毒入りカレー事件」「ロス疑惑事件」の他、今回の「村上ファンド」、芸能人のスキャンダルにも、よく見かける。
特に「和歌山カレー事件」の時など、毎日疑惑の中心の主婦がTVに映し出され、いろんなことをしゃべっているのを見ていた記憶がある。
有名な「オウム教団」もそうだった。特に「ああいえば上祐」と言われた上祐の雄弁さは、一時期芸人もネタになるほどだった。

そして、このような騒動を経て、最近は電波媒体(TVが多いが)では、確証がないのに憶測で報道しなくなった。(ロス疑惑の時には、もう旦那だった三浦氏以外に犯人はいないみたいな報道だった)

ところが週刊誌は、まだまだ憶測報道が多い。
けれど、その中に真実もあったりするから面白い。

今回の秋田の事件でも、早くから「あの主婦は怪しい」的報道だったし、私がたまたま読んだ週刊誌では、1ヶ月前に亡くなった実の娘も「生前は邪魔者扱いしていた」という近所の人の証言が載っていた。
だから、もしかすると「実の娘殺人」まで、この事件は波紋を呼ぶのかもしれない。

いずれにしろ、渦中の人の心情は計り知れないが、最初の段階に饒舌に語った場合、後に降り掛かる「代償」を覚悟すべきなのだろう(最初は芸能人気取りだったのかもしれないけれど)。

そして、これは一般の企業でも言える。
目立つ言動の人は、やはり周りから厳しいチェックの目で見られていることを「代償」として覚悟すべきなのだろう。
たまにこのブログにも登場する、ウチの部長がまさにその典型だ。
日頃、偉そうに言っているが、その言動が伴わないことが分かってしまうと一気に信頼を失う(現に、私は全く信頼をしなくなった)。
そして、一度なくした信頼は尋常なことでは取り戻せないのだ。

秋田の事件で、TVに流れる逮捕前の主婦のコメントなどを聞いてて、そんなことを思ってしまった。

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